途中から見たがなんだかいつもと違うパターン。
夜中に終電逃しちゃった人にインタビューしてついて行ってお宅拝見もあったが・・・
昼間に取材してお宅に伺うパターンもあった。
栃木の赤ちゃんを泣かす奇祭のある所を取材。そこのお宅に伺ったり・・・
最後の68歳独身の男性の取材は凄い話になってしまった。
昔は日産に勤めていたがお金をだまし取られたとか・・・結婚したがいろいろあって
別れたとか・・・北海道の留萌の奥地に実家があったが
今はどうなっているのだろうと考えながら生活していた。
年金だけでは生活できないので勤めているとは言っていた。
現状では田舎には行けない。このまま死ぬまでここにいるんだろうな~と肩を
落としていた。スタッフが留萌の奥の方の写真がほしいと思っていろいろ
パソコンなどで調べたが全然見あたらなくて、実際に行って撮りにいこうと考え、
その方を同行させることにした。彼はすんなりOKした。よっぽど帰りたがっていたんだね。実家は農業をやっていたという。 留萌で一泊して翌日実家探しが始まる。
駅前も50年前と変わってしまっていた。タクシーである程度行ってお昼用に途中で
パンを買っていた。その周りもすっかり様相が変わっていた。
人影も車もほとんど通らない。小学校がこの先にあったというがなかったのだ。
中学の時の同級生という人の家はあった。呼び鈴ならすとご本人いたよ😲
よくいたね😲 昔の話が次から次に出てくる。一時の懐かしい話に和む。
その方の車で実家のあったらしい場所へ進むが道がもうない。
お友達は帰って行った。そこから先は熊よけをつけて道なき道を進んでいく。
どれくらい歩いたのか伸びっぱなしの原生林の中を歩いて・・・
「あの辺に家があったんですよ」と指を指しだしていたが、そこには家らしきものは
なかった。父親が植樹した木が高々と育っていた。昔の面影はなかった。
涙は出ていなかったようだが、スッキリした感じにも受け取れた。
50年ぶりの自分の育った所は原生林が育っていたことに、月日の流れを感じとっていたようだった。この方のご姉妹がいるので、親のお墓のこと聞いてみればいいのに・・・今さら聞けないか? 親戚北海道にいるんじゃないの?
何かわかると思うけど・・・(余計なお世話か?😅 )
ご本人今回のことで踏ん切りがついたみたい。
この方、新たな一歩が踏み出せそうでよかった😥