陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「いのちの停車場」DVD

2023-02-03 22:32:10 | Weblog
<東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。
これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。久々に再会した父(田中泯)と暮らし、触れあいながら
「まほろば診療所」で在宅医として再出発をする。
「まほろば」で出会った院長の仙川徹(西田敏行)はいつも陽気な人柄で
患者たちから慕われており、訪問看護師の星野麻世(広瀬すず)は、
亡くなった姉の子を育てながら、自分を救ってくれた仙川の元下で
働いている。ふたりは、近隣に住むたった5名の患者を中心に、
患者の生き方を尊重する治療を行っており、これまで「命を救う」
現場で戦ってきた咲和子は考え方の違いに困惑する。
そこへ東京から咲和子を追いかけてきた医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)
も加わり「まほろば」のメンバーに。野呂は医師になるか悩んでおり、
そして麻世もまた、あるトラウマに苦しんでいた。
様々な事情から在宅医療を選択し、治療が困難な患者たちと出会っていく
中で、咲和子は「まほろば」の一員として、その人らしい生き方を、患者や
その家族とともに考えるようになってゆく。野呂や麻世も「まほろば」を
通じて自分の夢や希望を見つけ、歩みはじめたが・・・
生きる力を照らし出す「まほろば」で自分の居場所を見つけた咲和子。
その時、父が病に倒れ・・・。父はどうすることもできない痛みに苦しみ、
あることを咲和子に頼もうとしていた—。  ホームページより>

在宅医療でどれだけ医師が寄り添えるかという問題。
咲和子の父親の願いは奥さんが、病院に入院し点滴を何回もしたことで
「ああいう治療は自分にはしないでくれ」と頼んでいた。
要するに、「死ぬときは死ぬんだから、余計なことはしないで欲しい」
これが父親の願いだった。咲和子は「まほろば」の仙川院長に相談したが、
「医者は患者を助けるのが仕事なんだから、点滴はずしたらどうなる?」
父親の願いを叶えてあげたいとは思っても、医師としてのプライドもある。
葛藤は半端ないね。吉永小百合さんだからこその演技だったのかな~。

各患者さんとの対応は大変だろうな~。
訪問看護師の麻世も亡くなった姉の子供の世話をしながらの訪問介護って
結構大変だと思った。野呂がまだ医師資格がないってことはインターンを
やってない設定だったの?ただの運転手役?
小児ガンの女の子の寄り添ったり、自宅治療に替えた男性の息子の代わりに
その人の手を握って「おやじ~」って演技させたり・・・
その程度の代役みたいだった。ある程度は勉強しただろうに、いかされて
なかったのがちょっと気になった。

中心はどうしても咲和子と咲和子の父との話だったからな~。
実年齢が吉永小百合さんと田中泯さん同い年とは思わなかった。
田中泯さんが若干若いかな~と思っていた。
吉永小百合さんのふわっとした髪型が若くて、60代ぐらいの医師の役かな~
と思っていたから。

患者役、石田ゆりこ(咲和子を頼って金沢にやって来たが・・・)
在宅患者役、小池栄子、松金よねこ、柳葉敏郎などなど珍しい方々も出演。
伊勢谷友介まで登場。DVDなのでノーカットでした。
(彼は大麻で捕まった後どうしたっけ?干されたよね。今はどこぞに潜伏
でもしてるのか?😀)

「BAR STATION」のマスターが誰だかわからなかった。
エンドロールで“みなみらんぼう”って名前を見て驚いた。
何?珍しい~なんて思ってしまって・・・なかなかいい味でしていた。

いろいろ考えさせられる映画でした。
在宅医療が必要なのかどうか。今後私達夫婦の身にもふりかかる
問題でもある。考えていかなければ・・・
コメント
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