細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

苦しいほど,ね。

2012-05-01 15:27:17 | 人生論

人間とは,楽をしたがる生き物ですが,結局は見かけ上「苦しんでいる」ときほど鍛えられ,脳細胞,体細胞が鍛えられ,総力が向上していくものです。

連休前半の3連休は家庭のイベントだらけ。中日には,長女と次女と,鶴見の行きつけのスイミングプールに行きましたが,まだオムツが外れていない次女を伴うといろいろとトラブルが発生します。いろんな連鎖があり,私の愛用のPoloのCapもプールの施設に置き忘れ,しかも帰りのバスで定期入れも忘れる失態。うーむ。良くないときは良くないことが重なるものね。

結局,定期入れはバスの営業所に届けられていました。連休の最終日の朝に長女と次女を伴って,定期入れを受け取りに行きました。その午後は,盛大な誕生パーティーで,そのためにいろんな種類のサンドイッチをたくさん作りました。

帽子を無くして,定期入れも紛失して,自己嫌悪に陥りましたが,それらは自分に隙があるから生じたことです。自分自身も全く未熟でありますが,それでも定期入れが届けられて私のところに戻ってくるという,日本の素晴らしさに合掌。娘のオムツのせいではあるのだけど,やっぱり日本って素晴らしい。アクシデントのおかげで,いくつかのことに気づくことができました。

連休の前半が終了して,5/1(火)の予定は非常にバタバタしていました。夕刻から台湾へ成田空港から出発するため,講義やらゼミに加えて種々の打ち合わせも詰め込んで,14時過ぎに大学出発。買っておいたお昼ご飯も結局食べきる時間が無く,少し残して捨ててしまいました。申し訳ないです。合掌。

でも,そのようなバタバタしたスケジュールでも,しっかりと仕事をこなすことで,自分の脳細胞や体細胞が活性化して鍛えられている。そのことは今日もかなり敏感に感じました。

結局,仕事,日常生活を通して,我々は鍛えられているのです。

台湾では,いわゆる「学会」を楽しんでこようと思います。知り合いの研究者も多くいると思いますが,社会マネジメントシステムについての学会なので,新しい出会いを楽しみたいと思います。

厳しい制約条件の中で自らを追い込むことと,解放して緩めることと,どちらも大切。 人間も社会も,すべて,バランスね。