新年あけましておめでとうございます。今年もお世話になることが多いと思いますが,よろしくお願いいたします。
昨日は大晦日でしたが,社会人になってから初めての出勤だったかと思いますが,学生たちの載荷実験も見ることができ,複数の打ち合わせも実施できて,私には有意義な一日でした。
今日も元旦で,午前は奥さんの実家で,午後は私の実家で家族や子供たちとの時間を過ごしましたが,合間にJCI論文の原稿の作業をしていました。今日のメインは,山口県の森岡さんが筆頭著者で執筆する「施工状況把握」に関する論文です。私が提案して,二宮さん,森岡さんに賛同していただいて,森岡さんが執筆されています。昨年の10月11日に下関で「施工状況把握まつり」を開催しましたが,その内容が秀逸で私や半井先生も多くを学ばせていただいたため,これを知識化し,JCIの論文集に出版することの重要性に共感していただき,感謝です。
森岡さんが執筆された論文原稿に対して,私が修正加筆を行いました。とても内容の濃い,良い論文(報告)になろうかと思います。こうやって,出版していくことが,例えば東北の復興道路の品質確保にもつながっていくでしょうし,他の自治体等への展開の際にも大きなツールになると思います。改めて,日常業務でお忙しい森岡さんに敬意と謝意を表します。きっと採択され,JCI年次大会で魅力的な発表をされることでしょう。こういう論文や発表が学会でも増えていくことを強く期待いたします。
年末年始にやるべきことは無数と言ってもよいくらいあるのですが,今日の元旦の残りの時間は,12/26-27日に山口県で実施した目視評価による表層品質の調査に関する論文の執筆に当てることにしました。まだ調査結果のエクセルシートへの打込み(学生担当)も終わっていない状況ですが,ひび割れ抑制システムの前後の構造物をたくさん調査しましたので,システムによる表層品質向上を,目視評価の観点で分析し,世の中に発信したいと思います。これも,東北の復興道路の品質確保に直結する内容と思っております。今夜はほろ酔い気分で,序論と,目視評価の方法くらいまでをざっと書いてしまおうと思っています。
明日,明後日と,家族や親戚と過ごす時間が続きますが,うまいこと時間をやりくりして,優先順位を付けて仕事を前進させたいと思います。日常の積極的な活動が,論文などの形で出版されていくことの意義は年々理解できてきています。Impact factorやら何やらの「評価」とは関係の無い意味での意義です。やはり誰でも読むことのできる形にまとめることは重要。
毎年の私の課題でもあるのですが,年々,出版という形で発信していくことに,より注力していきたいと思います。
フットワーク軽く動き回ることも私の特長なので,バランスを大事にしたいと思います。