昨夜は久しぶりに娘二人と一緒に三人で寝ました。
子どもたちが小さいころは当たり前の光景で、絵本や世界・日本の民話を読み聞かせながら寝ることもしばしばでした。
2013年秋からのフランス渡航、2015年1月の私以外の家族のフランスからの帰国、により、住居環境についても激動が続き、特に家族全員が日本に戻ってからは、娘二人と三人で寝る機会も大きく減ってしまいました。今年は長女が中学受験ということもありなおさらです。
昨夜は、奥さんの帰宅が遅く、私が子供たちと過ごす役割だったので、夏季講習からの帰りの長女のお迎え、夕食、風呂などを済ませ、子ども部屋で三人で寝ました。
次女は久しぶりに三人で寝ることもあり、何か本を読んでほしいと言い出し、結局、宮沢賢治の「注文の多い料理店」になりました。
これまで何度も何度も読んだ本ですが、子どもたちがとても好きな本の一つで、改めて読んでもいろいろと感じさせられる本でした。
風呂に入る前に、子どもたちが写真集をひっぱり出してきて、自分たちの小さいころの保育園に通っていたころの写真を、三人でワイワイ言っていたことも、子どもたちにも何かを感じさせたのでしょうか。
絵本の読み聞かせの後、川の字になって寝る、というのは大人にとっても、子どもにとってもよいものです。何か安らかな気持ちで安心して眠りに付く感覚を抱きます。
いずれ無くなってしまう機会です。まだもうちょっと、自分の娘たちに本の読み聞かせをする機会があるでしょうから、大事にしたいと思います。
年を重ねるごとに、家族との関係は変化していきますが、今は今でもちろん楽しく、今後も変化していくこと自体を味わっていければと思います。
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