大晦日辺りから,仕事としてはほとんど論文執筆・添削ばかりしていました。他にも多くの仕事があったのですが,どうせ1/7の本格仕事始めになったとたんに追い込まれて片づけていくに違いないので,せっかくの休暇だったのでJCI年次論文集の論文執筆や添削に当てました。
近年は,JCI年次論文集に筆頭著者で書くこともあまり無くなってきてますが,今年は12/26-27に実施した山口県構造物の目視評価の論文を私が筆頭で書いています。データの分析も私自身が行って,久しぶりの手作り感たっぷりの論文です。連名者も坂田さん,二宮さん,田村先生で,さっそく原稿に対していろいろとアドバイス,添削をいただいて,これもとても幸せなことです。もちろんですが,論文を書く過程で,連名の方々といろいろと議論してきたこと(私の記憶に残っている)も文章として形になってきますし,大人数で行った調査から分かる真実があぶり出されてきました。久しぶりに夢中になってデータ整理をしたように思います。
また,今年は私の名前が入る論文も多くなりそうで,ベトナムからの留学生のNamさんの論文が最も進捗しています。すでに何度かキャッチボールを重ねましたが,彼も,慣れない英語ではありますが,論文として形にまとめていく過程で,不十分だった考察がクリアになってきたり,理解が十分で無かった部分も深まってきていることが手に取るように分かります。
研究ですから作業を進めることも,議論することももちろん大切ですが,やはり論文にまとめること,そしてブラッシュアップされたデータや論旨を活用して良いプレゼンテーションを行うこと,が重要ですね。当たり前ですが,やはりこれが研究の醍醐味だなと再認識しました。
明日からはフルスケジュールで,空き時間や深夜・未明に学生たちの投稿論文添削に対応する一週間となりそうです。金曜日は鞆の浦で一日を過ごします。赤間君の頑張りで,鞆小学校で防災授業を全校生徒の前で行うことになりました。私はお手伝い役ですが,今後につながる大事な授業になるでしょうから,私のやるべきことを全力でやろうと思います。
さっそく明日7日の午後には,熱血ドボ研の2013年初会合+新年会。ヒートアップ間違い無しでしょうが,気持ちだけでも抑えようかと。無理でしょうな。
正月三が日はあっという間に終わってしまいました。
私が筆頭著者で執筆するJCIの年次論文集の論文は,今のところ,「目視評価を活用した山口県のひび割れ抑制システムによる表層品質向上の分析」というタイトルを予定しています。序論と,目視評価方法の部分を書き終え,今日は12/26-27に山口県で実施した目視評価による調査結果の分析を開始しました。
どうやら,予想していた結果が出ているようでとりあえず一安心。また,これまで表面吸水試験などでの調査がほとんどでしたが,目視評価という新たなツールを用いることで新たに分かったり,従来の理解が深まったりもして,とても勉強になっております。目視評価では,より多くの構造物を短時間で調査できることもメリットでした。
明日に,論文で使用するグラフや表の大半を固めてしまいたいと思っています。結果がおよそ想定通りであったので,安心して眠れそうです。
また,明日は子供たちの面倒を私が見る予定ですが,「型枠の継ぎ目に沿った砂すじ」の目視評価の判定基準に使える写真が無いため,子供たちを連れてコンクリートの調査・写真撮影に行くことにしました。散歩,子供の世話,仕事を兼ねた遠足になりそうです。
提出の締切りを過ぎた英語の国際会議論文や,締切りの迫った教科書(分担執筆)の原稿や,大学の業務の作業など,まだまだやるべきことが山積していますが,スピーディーに作業を進めたいと思います。
1/10にJCI年次論文集の締切りで,私が連名になる論文の添削がどどっと押し寄せてくると思われるので,自身の仕事は前倒しで。来週はスクランブル体制を覚悟しています。
新年あけましておめでとうございます。今年もお世話になることが多いと思いますが,よろしくお願いいたします。
昨日は大晦日でしたが,社会人になってから初めての出勤だったかと思いますが,学生たちの載荷実験も見ることができ,複数の打ち合わせも実施できて,私には有意義な一日でした。
今日も元旦で,午前は奥さんの実家で,午後は私の実家で家族や子供たちとの時間を過ごしましたが,合間にJCI論文の原稿の作業をしていました。今日のメインは,山口県の森岡さんが筆頭著者で執筆する「施工状況把握」に関する論文です。私が提案して,二宮さん,森岡さんに賛同していただいて,森岡さんが執筆されています。昨年の10月11日に下関で「施工状況把握まつり」を開催しましたが,その内容が秀逸で私や半井先生も多くを学ばせていただいたため,これを知識化し,JCIの論文集に出版することの重要性に共感していただき,感謝です。
森岡さんが執筆された論文原稿に対して,私が修正加筆を行いました。とても内容の濃い,良い論文(報告)になろうかと思います。こうやって,出版していくことが,例えば東北の復興道路の品質確保にもつながっていくでしょうし,他の自治体等への展開の際にも大きなツールになると思います。改めて,日常業務でお忙しい森岡さんに敬意と謝意を表します。きっと採択され,JCI年次大会で魅力的な発表をされることでしょう。こういう論文や発表が学会でも増えていくことを強く期待いたします。
年末年始にやるべきことは無数と言ってもよいくらいあるのですが,今日の元旦の残りの時間は,12/26-27日に山口県で実施した目視評価による表層品質の調査に関する論文の執筆に当てることにしました。まだ調査結果のエクセルシートへの打込み(学生担当)も終わっていない状況ですが,ひび割れ抑制システムの前後の構造物をたくさん調査しましたので,システムによる表層品質向上を,目視評価の観点で分析し,世の中に発信したいと思います。これも,東北の復興道路の品質確保に直結する内容と思っております。今夜はほろ酔い気分で,序論と,目視評価の方法くらいまでをざっと書いてしまおうと思っています。
明日,明後日と,家族や親戚と過ごす時間が続きますが,うまいこと時間をやりくりして,優先順位を付けて仕事を前進させたいと思います。日常の積極的な活動が,論文などの形で出版されていくことの意義は年々理解できてきています。Impact factorやら何やらの「評価」とは関係の無い意味での意義です。やはり誰でも読むことのできる形にまとめることは重要。
毎年の私の課題でもあるのですが,年々,出版という形で発信していくことに,より注力していきたいと思います。
フットワーク軽く動き回ることも私の特長なので,バランスを大事にしたいと思います。