29.09.29 た こ NO.1662
「蛸配当」という言葉があります。 利益が出ていないのに出ているように粉飾して生み出
した水増しの利益を配当に充てることです。
大企業の東芝でもこういうことをやっていました。 それは、配当ができないようなボロ会社
とみられないように、外面を繕う目的で行われるものです。
たこは腹が減ったら自分の足を喰うといういわれなき不名誉な濡れ衣から、こういう言葉が
産まれました。 でもいくら下等動物だって、腹が減ったら自分の体の一部を食べるなんて
動物は存在しません。 実際のところは共食いなんです。
もしそういうことをする動物がいるとすれば、それは人間なのでしょう。
身体の一部を故意に欠損して労災から多額の補償金を受け取った奴が、味を占めて障害
補償金を狙ってまたまた手足を切断する。 こういう人のことを「蛸師」と呼んでいます。
本当のたこにとってははなはだ迷惑な話です。