「人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」と福沢諭吉は
言った。 つまり、人は皆平等だと言ったのでしょうが、現
実はそんなことはありあえない。 いわゆるお金持ちと貧乏
の格差は歴然です。 若くして数千億のお金を動かせる人も
いれば、60歳を過ぎても空き缶を拾い集めてその日の糊口に
している人だっている。 働こうにも働く能力に欠ける人も
いる。 働ける人にだって働ける職場がない場合もある。
わずかな金銭を奪うために人の命を奪う行為をする人間もいる。
資本主義社会とはそういう社会です。では社会主義がいいのか
と言えばそうとも言えない。
上を見ればキリがないが、下を見てもキリがない。
上を見て生き、下を見て暮らすしかない。