R,06,10,26 柔 と 剛 NO,4313
「柔良く剛を制す」という。 柔道(柔術)では、相手の力を利用して、その相手
を倒すという趣旨。剛いばかりが強いんのではなく,柔軟に対処する方が結果として
勝利をもたらす。
でも、剛(拳)の社会では「剛良く柔を断つ」という。この主張にも一理ある。
柔・剛いずれにしても、ただ柔らかいだけ・ただ堅いだけでは、相手を倒せない。
そのためには、当然しかるべき修練とたゆみない、蓄えがなければならない。
柔か剛かは、いずれにしても実力がないとならないことは言うまでもない。