愛の鞭

　　 　R 03.06.18      愛 の 鞭　　　No.3054

南　こうせつとかぐや姫が歌う「神田川」にこんな歌詞がある。

・・・若かったあの頃　何も怖くなかった・・・ただあなたのやさしさが怖かった。

流行していたころには、どういうことを表現しようとしているのか、意味が解らなか

った。　　でも、今なら何となくわかる気がする。　そのやさしさとやらは「無知の

愛」だったのだろう。　　世の中のことを何も知らない若者の乱暴で・独善的な愛情

表現だったのだろうと思う。　それが怖かった。

この「無知の愛」のほか「愛の鞭」という間違いもある。

我が子に対する愛情表現と思っている「しつけ」と称する虐待です。

ギスギスした世の中だから、親もストレスがたまるのでしょうが、間違っても子ども

の虐待を「愛の鞭」などと許してはイケナイ。