小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

S君の場合

2022-04-11 14:22:47 | 日記

     R 04.04.13     S君の場合   NO.3452

 かれこれ40年も前の話です。 当時「認知症」なんて言葉を知らなかっ

た。  親友の一人だったS君は会社勤めをしていて、経理の仕事をしていま

したが、間違いばかりするからと、倉庫管理にまわされた。 でもそこでも

間違いばかりする。

会社からは退職をほのめかされましたが、家族はそうは思わなかった。

ところで、親族の結婚式があってS君が親族代表で挨拶することになった時の

こと。  立ち上がたものの顔面蒼白となり、冷や汗が噴出し一言も言えな

いまま、その場にへたり込んでしまった。

これはおかしい、と奥さんが日赤病院に連れてつき精密検査をしたところ、

治療方法がない(回復しない)若年性アルツハイマー病と診断された。

進行は早く、1ケ月もしない内に寝たきりになり、以後10年間寝たきりの

ままで他界しました。

いつ・誰が罹るとも解らない、原因不明のアルツハイマー病。 今では早期

に発見すれれば進行を遅らせる薬剤が開発されています。

早期発見・早期対策に越したことはありません。

くれぐれも。

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