くだん

　　　　　　　　　R,06.11.27  件（くだん）　　NO,4346

伊豆下田の霊仙寺だったと思うが、「くだん」が祭られている。　生まれたばかりの

牛だったが、人間の声で「近く大きな災難が発生する」と予言してすぐに死んでしまった。

　そして、その予言通りにペストだったかコレラだったかが流行して、多くの人が死亡した

…と伝えられている。

この人間の言葉を発した牛のことを「件」（くだん）と称し、以来間違いのないことを

「くだん」　のごとしということになった。　現在でも…の件　などと使わている。

ウソ

　　　　　　　　R,06,11,25   騙    し　　NO,4344

殺すよりも盗む方がいいし・盗むよりも騙す方がいい。　イギリスの名宰相チャーチル

の言葉だ。

騙しは、騙された人間が騙されたことに気が付かようなだましが最良ともいう。

でも、そんなにうまい方法はなかなかない。

「折れた煙草の吸殻で　貴方のウソが解るのよ・・・」中条きよしの「うそ」。

そんなシャープな人がいるのなら、生半可なウソはつけない。

シャープになろう。

 

証言

　　　　　　R,06,11,24   証    言　　　NO,4343

新聞紙上、よく誰だれの証言によると云々などと書かれているが、こういう表現はよくない。

「証言」と言えば裁判所の法廷において「宣誓」した後に行う「証言」であって、

「知らないことを知っていると言ったり」「知っておることを知らないということ」など、

事実に反すること言うと処罰を受ける状態での「証言」であって、新聞記者の質問に答える

こととは全く意味が違う。

また、「善意」とは知らないということであって「悪意」とは知っているということでもある。

戒名

　　　　　　　　R,06,11,23   戒    名　NO,4342

「順州院知順日春大徳」（ジュンシュウインチジュンニッシュンタイトク）と読む。　

わが父の戒名だ。　そんなことはどうでもいいことだけど、今時これを知っているのは、

この地球上で私だけだろう。　これでだけではない。

　誰彼の戒名だって誰も覚えていない。

戒名とは死後仏の弟子になるための名前だと言うが、いい加減なものだ。

そんなものをもらうためにウンジュウ万円もいると言う。

戒名の押し売りを撃退しよう。

 

癌

　R,06.11,22   が   ん　　　NO,4331　

品が山ほどあるところに病だれを付ければ「癌」となる。　つまりそういうことだろう。

昔だってガンはあったのだろうが、豊かな社会になって、一層多くなったのではないか？

今や、死亡原因のトップだ。　腹8分目医者いらずという。　ちょっと足りないほどがいい。

幸せもお金もそうだろう。　好きな言葉じゃないけれど「少欲知足」がいいのだろう。

でも政治家や権力者がそれを言ってはならない。

言うんだったら自分が実行してから言え。