「トベラ(扉)」はトベラ科トベラ属の常緑低木で、別名でトビラノキとも呼ばれる
枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに
鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」と
トベラの果実が裂けて赤い実が姿を現した
日本では東北地方岩手県・日本海側の新潟県以南の本州、四国、九州、琉球列島、小笠原諸島に分布し
朝鮮半島南部(韓国)、台湾、中国南部までの海岸に分布する植物
花期は4~6月で星のような形をした白い花を咲かせた後
果実は直径1~1.5㎝の球形で熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を
多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれる
赤いトベラの実は無味無臭であまり美味しくないようだが
糸を引いたような種子は食用にならないが、ムクドリやメジロなど一部の野鳥には冬の貴重な餌となる
*** *** *** *** ***
最近この時期になると、よく耳にするアレルギーではない寒暖差アレルギー
資料によると・・
寒暖差アレルギーは正確には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるとの事
血管運動性鼻炎は、気温の変化やストレス、刺激物などに対して鼻の血管が過剰に反応する症状
原因の1つに自律神経の乱れが挙げられるようで
自律神経は体温調節、心拍数などの生命維持活動をコントロールする神経
体感の温度差が7度以上になると、寒暖差アレルギーの症状が発症しやすくなるらしい
子供の頃に寒暖差アレルギーって言葉を聞いた記憶はないが
昔はこの症状もひとまとめで風邪として処理されていたんだろうか??
実が飛び出すのは、マユミやオオツリバナのようです^^
したっけ。
北限が岩手県、新潟県辺りのようですから・・。
マユミは見た事があるけど、オオツリバナは見た事がないですね。