2/365の奇跡「トオルマの夕日」
土佐清水市足摺岬にある「おおどトンボ公園」 2006.11月に記念碑も建立されて
ここから見る事が出来る自然の神秘・2/365の奇跡「トオルマの夕日」という現象を
「もっと多くの人にも見てもらいたい」と地道に活動してきて
そして、数年前からは各ホテルの協力もあり、メディアでも取り上げられるようにまでなり
やっと、みんなの努力が報われかけてきたと思ったら・・
これからは先は・・ 私の知っている範囲で述べさせてもらいます
ここは「防風林」の役目を果たしており、10名の地権者によって管理されている場所
だから、伐採するにしても松尾地区・10名すべての同意があって可能となる
2007.09.18 の風景

2009.09.20 の風景 少しずつ伸びてきて見えにくくなってきて

2015.09.09 の風景 これ以上伸びたらダメだな

木々の枝が伸びてきて、トオルマの見える範囲が狭くなり伐採(剪定)を余儀なくされているが・・

数年前から、伐採を頼みに行くと「9名はいいんじゃないか」との事だが
1名だけが反対意見を言っているらしい
何でも「10数年前に勝手に木を伐採したのが許せん」と言っているようで
そして、中央に伸びている竹に関しては・・
(9月25日撮影・9月9日の風景には映っていない)

「おかしい?」と思い、降りてみるとこの様な状況

切ったらわかるようにするためか? この竹だとわかるためか?

そして、ゴムベルトのようなのもので引っ張り、わざと見えにくくしている
「竹をこの様にしたのは、自分の仕業だ」と本人が言っていたので間違いなし
言っているのを聞いていて、「ここまでするか?」とびっくり
「売り言葉に買い言葉?」「一度上げた拳を下げるわけにもいかない」のかもしれないが
このような洞窟を貫く光の道はチチェン・イツァ遺跡「ククルカンの降臨」にも匹敵する現象
これから、日本ジオパーク登録を目指している土佐清水市の大きな目玉ともなり得るこの自然現象
しかしながら、土佐清水市・行政側は「もめている事には一切手を出さない」と見てみぬふりだとか・・
そんな事で「ジオパーク認定が出来るのか?」と疑問に思ってしまう
このままでは数年先に、人々の記憶からも「トオルマの夕日」が消えてしまう
地道に積み重ねてきた努力も、記憶から消えてしまうのに、さほど時間はかからない
その1名を納得させる術は? 何度も何度も頭を下げ続けなくてはいけないのだろうか?
大した知恵もない自分自身の中で結論に達するには、未だに至っていない