あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

『無人駅率』全国一の93.5%

2021年10月14日 | 土佐くろしお鉄道・宿毛線
先日、高知県の『無人駅率』全国一の93.5%の記事を見て唖然と・・
開業したのが1963年12月18日で(この当時はJR四国かなぁ?)
土佐くろしお鉄道中村線(窪川~中村)が全通したのが1970年10月1日
去年は開業50周年の記念イベントも開催された
その後、地元住民の悲願だった宿毛線(宿毛~中村)が開業したのが27年後の1997年10月1日
しかし、宿毛線の駅は8駅あるが中村、宿毛駅以外の6駅は当初から無人駅
私の見た資料(2020年11月)では・・
『無人駅率』1位は高知県93.5%、2位は徳島県81.6%、3位は長崎県79.6%となっている
高知県は169駅あるが、無人駅率で見ると158駅が無人駅で有人駅は11駅だけ(笑)
高知や長崎の比率が高いのは路面電車の停留所を無人駅に計上しているからではないか?とも言われているが・・
全国の駅総数は9,465駅で無人駅は4,564駅でその率は48.2%
※無人駅の数で言えば北海道が365駅で一位(無人駅率は71.3%)
そして今、四国の端っこ・幡多路の公共交通機関も青息吐息となっている
土佐くろしお鉄道では四季それぞれに様々なイベントも行われている
「ハロウィン」に

「卒業おめでとうボード」に

「七夕様」に

そして、グッズ販売も
今は受験シーズンに向けて『すべらない砂』の販売も
イベントを行ってもその時だけで収益につながるとは考えにくいし・・
今は利用者のほとんどが通学・通勤客のような感じの土佐くろしお鉄道
新型コロナウイルスが終息して観光業界に活気が戻ってこなければ経営は厳しい
人口増加は難しくて限界集落地域が増えてくる昨今
田舎は特に利便性がいいとは言い難い交通機関
このままだと公共交通機関の存在性さえ問われることになりかねない


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2 コメント

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公共交通機関 (都月満夫)
2021-10-14 16:49:27
北海道は広いのでとても深刻です。
車を手放したら買い物にも行けません。ほとんどの市町村に電車はないしバスもそれほど走ってない。
困ります^^
したっけ。
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どこも同じですね (あきし)
2021-10-14 18:26:50
こんばんは。
運転免許証の返納などと言っているが田舎では死活問題。
交通機関はバスしかないし、運行も一日6本ほどだし・・(笑)
「まちバス」とかの取り組みもあるけど使い勝手悪そう。
偉い先生方は首都圏と田舎を同じ視野で見てるし。
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