この次は射手座の下で会う予感
岩肌に人里離れ夏の露
虹の帯たどりて夏の郷里まで
雑踏に開襟シャツで映画館
何事か変わる夜半に髪洗う
この町もあの町もみな玉の汗
食パンに杏子ジャム塗り書に夢中
今一度目をじっと見て夏木陰
晴れの日の無垢な着物や天女花
幼少の面影残す手毬花
遠くには向日葵なども咲き始め
夕暮れに手を振る人の苺紅
母と子のピアノの指や絹糸草
一日を終えて涼しき夕顔や
岩肌に人里離れ夏の露
虹の帯たどりて夏の郷里まで
雑踏に開襟シャツで映画館
何事か変わる夜半に髪洗う
この町もあの町もみな玉の汗
食パンに杏子ジャム塗り書に夢中
今一度目をじっと見て夏木陰
晴れの日の無垢な着物や天女花
幼少の面影残す手毬花
遠くには向日葵なども咲き始め
夕暮れに手を振る人の苺紅
母と子のピアノの指や絹糸草
一日を終えて涼しき夕顔や