週間天気予報では2021/11/05の夜は晴れの予報でした。
前日までそうでした。
期待してました。
仕事が終わって、山梨に向かいました。
ところが、現地に着くと、予報は夜半から曇り。
GPVでも同じ。
なかなかうまくいかないものです。
スライディングルーフを開くと、雲は出てきてましたが、まだところどころ星が見えます。
完全な曇りになるまで時間がない。
的を絞らなければならない。
今夜は惑星状星雲に的を絞りました。
初めての撮影対象。
NGC40
焦点距離25000㎜をもってしても、フルサイズカメラでは点にしか写りませんでした。
これでは物足りない。
たまたま持ってきた惑星用カメラZWO ASI224MCで撮影してみることにしました。
ASI224MCは動画撮影用カメラと思っていたので、ワンショット撮影ができるのかどうかを調べるところから始めました。
ステラショットで普通に撮影カメラとして扱えそうです。
そうか、ASI224MC、こんな使い方もできたのね (^_^;)
しかし、ASI224MCは1/3インチセンサーです。
フルサイズ換算にすると焦点距離が7.2倍相当の画角になります。
焦点距離2500㎜の望遠鏡ですから、2500×7.2=18000mm
18mと言った方が伝わるかも。
フルサイズセンサーカメラにつけたレンズの長さが18mになる画角ということ。
被写体を画面にとらえることができるのか?
EOR Raのライブビューで中心にNGC40を捉え、カメラをASI224MCに取り替えました。
写ってました。
しかし、当然星は膨張しますし、荒い画像になります。
その上、この拡大率でオートガイドに精度を求めるのは難しいのでしょうか?
なかなか星が丸く写ってくれません。
試行錯誤しているうちに曇ってしまいました (T_T)
早めに床につけたおかげで、次の日、体力に若干の余裕がありました。
朝食後に行きつけの森のパン屋さんに行きました。
森の中の一軒家のパン屋さんです。
よくもまあ、こんなところで商売を始めたものだと毎回思います。
パン屋のおばさんが、今、紅葉が見ごろになっている渓谷を教えてくれました。
時間的にも余裕があったので、行ってみることにしました。
小屋から車で20分程度だったでしょうか。
直線距離はそんなに離れていないのですが山道で車を飛ばせないので時間がかかった感じでした。
なるほど、いい感じに色づいてました。
紅葉狩りなんていつ以来だろう。
紅葉狩りを目的に行動したのは、、、26年ぶりかもしれません。
とっても素敵な滝がありました。
ザーザーととめどない水の音が気持ちいい。
沢沿いを登ってゆくと、次の滝が。。。
この渓流、滝がたくさんあります。
渓流の河床が赤いのは、ここら辺が温泉地で、沢の水にも鉄分が豊富に含まれているためのようです。
確かに、近くの温泉で赤湯の温泉があります。
こんな素敵な時間がまったく予期せず訪れたことに感謝しかありません。
なんと、糸魚川静岡構造線の断面が見える場所もありました。
右側の白いのが花崗岩で、ユーラシア大陸に属します。
左側の黒っぽい堆積岩の地層は北米プレート側ということになります。
左側の黒っぽい堆積岩の地層はフォッサマグナの地層でもありますが、ここがプレート境界であると言ってよいのではないでしょうか。
フォッサマグナは、日本海を切り開く地殻運動に伴ってできたとする説が有力なようです。
いずれ、もっと知りたいです。
記事の内容と関係ないですが、以前からこのブログの画像がやたらでかく表示されるような気がしてました。
Windows10の設定で、文字も画像もデスクトップのアイコンなどもすべて200%に引き伸ばして表示されるように設定されているんですね。
試しに100%の設定にしてみたら、文字が小さすぎて読めない。
高精細、高画素のモニタを見やすくするための機能のようです。
文字は確かに大きくないと不便ですが、画像を200%表示されると大きくなりすぎるし、無理やり拡大しているので精細感がまるでない。。。
文字だけ大きくして、画像は100%表示にできないものなのか。。。
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