ドクダミの花のシーズンになりました。
もたもたしてると旬の花を逃してしまいます。
ドクダミの語源はドクダミの名称は「毒矯み」(毒を抑える)からきたとも、「毒溜め」(なにかの毒が入っているのではという怖れ)からきたとも。
日本ではドクダミの葉が天ぷらとして食されたり、ドクダミ茶として楽しまれたり。
中国西南部で根が食されたり、ベトナムで葉が魚料理の香草として生食されたりするらしい。
PENTAX Q7 Standard prime + Kenko close-up lens No.3
PENTAX Q7 Standard prime + Kenko close-up lens No.3
白いのは花弁ではなく総苞というものだとのこと。
苞とはつぼみを包む葉のことで、総苞とは花序全体の基部を包む苞のことらしい。
ではドクダミの花はどれなのかというと、したの写真の黄色い袋が花粉の入った雄しべで、柱頭が3つに分かれた白い突起が雌しべらしい。
PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO
花が集まって棒状になっている(花序)。
花序の先端部。
PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO
花序の中間部。
PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO
花序の根元部。
PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO
PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO
開花前で、総苞に包まれたつぼみ。
Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10
総苞が半分開いたつぼみ。
Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10
総苞が完全に開いた花。
Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10
Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10
マクロ撮影用の三脚を手に入れて、意気揚々と撮影に出向いたものの、撮影は簡単ではなかった (-_-;)
パッと見、花は揺れていないように見えても、実はそよ風で微動してたりするんです。
日陰だとシャッター速度が1/5秒とかだったりして、被写体ブレしやすい。
我慢強く、風が途切れるのを待つ。
これは三脚なしでは厳しすぎる撮影です。
三脚があっても、時間的余裕が十分にないとストレス倍増の撮影になります。
でも、撮れた画像はいかにも日陰な、なかなかよい雰囲気。
1/1.7と1/2.3インチセンサーなので、ノイズが乗る。
でも、この画角は1/1.7と1/2.3インチならではなので、そこはトレードオフとして受け入れねばならぬところ。
忙しい日常ですが、身近に楽しみがあってよかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます