尾瀬最終日の朝、龍宮小屋の窓から。
さてさて、本日は、龍宮小屋から御池ロッジへの行程です。
1日重荷を降ろしたので、肩が少し回復していればよいのですが。
果たして御池ロッジまでの10kmほどを歩けるでしょうか?
子どもと奥さんはおそらく大丈夫なんですが、僕が大丈夫かどうかが一番の要になります。
見晴の山小屋群。
手前に見えるのが弥四郎小屋。
後ろにそびえるのが燧ヶ岳。
燧ヶ岳の左から抜けて燧ヶ岳の裏側を周り、燧ヶ岳の右裏側に抜ける予定です。
本日の行程が一番長い。
しかも、結構高低差がある。
できたら、今年こそ三条の滝に寄りたいけど、その余力があるかどうか。
オゼミズギク
EF 50mm F1.8 (撮影F2.8)で背景をボカしてみました。
被写体深度が浅過ぎて、微妙です。
トリカブト。
最終日なので撮影に気合いが入りません。
iPhoneで撮影。
トリカブト。
オゼミズギク
ウメバチソウ。
アザミ
いやぁ、iPhone、この手軽さは価値があります。
元湯山荘の辺りのブナの木。
ブナの原生林、素敵だと思います。
結局、時間の都合もあり、三条の滝は今回もお預けとなりました。
燧ヶ岳の裏側の森の中。
こんな森の中でカエルに出会いました。
体長2cmに満たない子ガエル。
目の後ろの毒腺から、アズマヒキガエルではないかと思われます。
別の個体。
こちらの方がもう少し大きいけど、それでも2cmちょっとの大きさ。
アズマヒキガエルは、こんな森の中で生活しているんですね。
iPhoneは携帯電波が届きません。
でもアプリのFieldAccessは今回も大活躍。
しかも、精度がいいです。
国土地理院の地形図上の山道の線をほぼそのままなぞってくれました。
実は、国土地理院の山道の線、こんなに精度よく引かれていることを実感したのは初めてのことでした。
場所によっては、20mくらいの誤差はあると思っていました。
けど、今回、iPhoneの表示は、一度もこの線上から外れることはありませんでした。
便利な時代になったものです。
燧ヶ岳北側の田代。
上田代かな?
子どもは文句も言わずスタスタ歩いて行きます。
大きくなりました。
御池ロッジには15時頃到着。
その夜、車からレリーズを回収、ポタ赤による長時間露光に挑戦しました。
フルサイズではやはり外側がコマ収差(?)で流れるので、APS-CのEOS 60Da+24mmで撮影してみました。
カシオペアとアンドロメダ銀河。
カシオペア座って、実は天の川のど真ん中にあったんですね。
知りませんでした。
GINJI-250FNで撮ったアンドロメダ銀河。
EOS 6Dで撮影。
コンポジットなしの1枚撮りです。
1枚撮りを画像処理しただけなので、ノイズがひどいのはご容赦。
アンドロメダ銀河、5枚くらいは撮ったのですが、ペルセウス流星群の余波なのか、人工衛星なのか、撮る写真にことごとく邪魔な線が入りました。
余計な線が入ってなかったのはこの一枚だけだったんです (T_T)
このとき、ガイド鏡に取り付けてあるQHY5L-2で、パソコンのモニタ上にリアルタイムでアンドロメダ銀河を視認できることに初めて気付きました。
GINJI-250FNとガイド鏡の視野を合わせておけば、通常撮影もそうですが、効率的なモザイク撮影が可能になりそうです。
アンドロメダ銀河は、GINJI-250FNに取り付けた一眼レフのモニタ上でカスほども見えないので、今までモザイク撮影するのにエライ苦労をしていたんです。
これはオリオン大星雲のモザイク撮影でも使えそうです。
今後につながるいい発見ができました。
夏の大三角形。
天の川、いいですね。
撮影できる対象が増えたことを素直に喜びたい。
課題はいろいろありますが。。。
御池ロッジに宿泊して翌日、帰路につきました。
帰りに、桧枝岐村のお土産屋さんでこんなものをみつけました。
サンショウウオの薫製。
話には聞いたことがあります。
昔は貴重な保存食だったとか。
桧枝岐村の貴重な外貨収入源だったことでしょう。
僕としては、生きたサンショウオに今度、出会いたいですね。
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