
こんばんわ
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
今日は自作カホンのおはなし。
上の写真の赤いやつ以外が俺作です。
VROOOMWORKSっていう怪しげなブランド銘がその証。
今メインで使ってるのが左下の木目のやつです。


実は打面の傾斜した特殊な構造になっております。

この写真左側が打面。
前傾姿勢が軽減されるので叩きやすくなります。
以前は前足部分にスペーサーをかまして
箱全体を後ろに傾けて演奏してたのですが、
座面も後ろに傾くし重心バランスは悪いしで。
こいつは底板の奥行を30mmほど延長した設計。
前足を20mm持ち上げるより角度がついて
座面は水平なので座りもいいっていう会心の出来。
自作カホンも3台目になると、ただの直方体ではなくなるのだ。
というのもこのカホンという楽器、歴史の浅い打楽器なので
まだまだ色んな可能性があると思うのですよ。
市販のものでも、これ以上に傾斜のついたものやら
スネア音オンオフ切り替え式のものやら
折りたたんでコンパクトに運べるものやらあります。
上の写真の黄色いやつは増幅された低音を前方に飛ばす
スピーカーのバスレフ機構を取り入れた意欲作…だったはずが、
横幅を狭くしすぎたのが仇となって叩きにくい失敗作。
バスレフ機構はいつか再挑戦したいです。
ちなみに自作のコツはとにかく丁寧に作ること。
完璧な設計図を引くことから始まり、
接着部分のヤスリかけとか面取りとか、ひたすら丁寧に。
音に関してはかなり完成に近づかないとわかんないので
試行錯誤や経験則な部分は大きいですが
丁寧に作ると自然と良い音の出るカホンになります。
って割りに内部はボンドのはみ出しがひでぇな・・