ブルースギター、弾いてますか??
ペンタ1発、アドリブで楽しんでますか??
いやあ、いきなりすいません。
実はおいらにとっては、このペンタ1発でギターソロを取るのは楽しくて仕方がないのですわ。
はっきし言って、何時間やってても飽きません(爆笑)
実際、職場の空き時間に、空き会議室で、時間の許すかぎり、好きなブルースに合わせてギターソロを弾いてます。
冒頭にあげた図は、ギタリストなら皆さんご承知の、ペンタトニックスケールの指板表ですよ。
さて前回は「ブルースを歌えるようになる」つまりブルースの構造を知ることが必要である。
それによって、ペンタ1発ではないソロが取れるようになる、
というお話でしたな。
はい、自分で言っておきながら、おいら自身も、ペンタ1発より進歩したソロが取れている自信は、ございませぬ(爆笑)
でも、できるならもっと聞かせる、味のあるソロを弾きたいな~、とは思っているのですよ。
そこでまず、申し上げておきましょう。
「ペンタ1発」は決して悪くない!!
と!!(爆笑)
そう、ブルース関係の教則本とかを読むと、
「ペンタ1発でソロを取って、マンネリになってませんか?」
とか、
「ペンタ1発のソロからの脱却を目指そう!!」
とか、書いてありますよね??
そう、まるでペンタ1発で取るソロは、悪者(技術・勉強の足らないギタリストがやるもの)であるかのようです(笑)
もちろん、ギターの教則本ですから、みんな上手くなりたいからそれを買うわけで。
ペンタ1発でソロを取るよりも、いろんな理論や技術を習得して、テクニカルに聞かせたい、と思っている方をターゲットにした言葉だということはよくわかってます。
んで、このブログでおいらがブルースについての私見を語ってきましたが。
おいらが思うに、
ブルースにテクニックなどいらん(笑)
というか、たぶん、大昔の伝説のブルースマンたちは、ペンタトニックスケールなんて、知らんと思う(笑)
いや、経験則として、そういう音の配置になることは分かっていたかもしれないけども、理論的には勉強してないはずです。
伝説のブルースマンたちは、そういうもの(テクニック・音楽理論)じゃないところで勝負しているはずっす。
実際、マディ・ウォーターズや、ハウリン・ウルフなんかは、自分でソロを取る時、同じようなフレーズが多かったりします。
「あれ? これ、前に別の曲で聞いたようなフレーズだぞ??」
なんてことはしょっちゅうです(爆笑)
でも、全然かまわないんです、その時はその時、今は今!
調べてみると、それが「ペンタ1発」のフレーズだったりすることも、しょっちゅうです(笑)
でも、全然かまわないんです、彼らのソロに込められた音の情念でぶっとばされるから!
そう、ペンタ1発でもいいんですっ!!(情念があれば)
マンネリでもいいんですっ!!(情念があれば)
すんません、熱くなってしまいました(爆笑)
かく言うおいらも、ペンタ1発から脱却できるための練習やら勉強やらは、ちまちまとやってはいます。
やってはいるけども、それより大切なのはブルース・フィーリングを身体に叩き込むこと!
頭でっかちにならないようにすることが、大切だと思っているのですよ(鼻息)
んで、このシリーズの第1回からずっと語っているように「ブルースは似たような曲ばっかりだから退屈」と考えている人は、
ペンタ1発でいいから、ソロを取りながら聴く
ということを強くお勧めします!!
そう、これがおいらの持論でもあるのですが、
ブルースは「聞く」ものではないっ!
「参加して楽しむ」ものだっ!!
というのがあるのですよ(笑)
ギターが弾けない場合は、体を揺らすだけだってかまわない。
一緒に歌うのなんかも最高。
ハーモニカで参加するのもあり。
ベースだってパーカッションだって、何でもいいから参加すればいいんです。
そう、ブルースは参加することによって、どんどん楽しくなっていく音楽だと思うのですよ!!
おいらはこのことに気づいてから、ブルースの楽しさがすごく増したのですよっ!!
では、おいらはどのようにして、参加しながらブルースを聴いているのか。
それは次号じゃっ!!