林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その14

2017年03月23日 15時25分41秒 | ブルースマンへの道



さて、東京では真っ先に「桜の開花宣言」が出されましたよっ!!
おおお、ついに春がやってきましたな~。


今年こそ、思う存分、路上ライブをやりたいものですわ。




それはともかく、ブルースマンへの道の続きを書こうかなと。


前回は高級ブランデーの瓶を使ってスライドバーを作ろうと思い立ち。
試しにVROOOMにガラスの小瓶を切らせてみたら、なかなかうまくいかず。
それを眺めながらお酒を飲んだ、というところまででしたなあ。



そして1週間後。



VROOOM宅での飲み会に行ってみると。

卓上にこんなものがっ!


VROOOMのやつ、ガラス加工に習熟するために、切りまくりましたな(爆笑)
手前の瓶が、おいらが持って行った、スパイス(ターメリック)の小瓶。

ちょっと見た感じでは分かりにくいけども

加工する最中に、ひびが入ってしまった模様。

やはり安物の瓶は、厚みが均一じゃないので、ちょっとしたことでひびが入ってしまうらしいのだ。



まあ、そのおかげでVROOOMの職人魂がついたわけだがな(笑)



ありがとう、ターメリックの小瓶よ。
君の犠牲は無駄にはしない(爆笑)




そして2階の工房に上がってみると、

新しい円盤がドリルに取り付けられているぜっ!


これはガラス加工に優れている、ダイヤモンドの粉末が使われているカッター!!


さすが、職人VROOOM、工具の設備投資には余念がないな~!!


さて、というわけで、いよいよ

高級ブランデーの瓶を切っちゃいますか!!


VROOOM曰く、

ガラスを切るのに焦りは禁物!!



そう、ガラスを切るとき、熱を利用したり、ある程度傷つけてからハンマーでたたくという方法がよく知られているけれども。

この1週間でたくさんの瓶を切りまくったVROOOMによれば、それらの方法は不確実すぎるとのこと。
ようするに、想定外のところにひびが入ったり、変なところが割れてしまったりして、うまくいかないらしいのですわ。

だからガラスを切るとき、最も美しい仕上がりにするには、ひたすらに時間をかけて、きちんと切るしかない。


といっても、のこぎりを使って手作業でやったら、いくら時間があっても足らんです・・・

だから、ドリルに装着する、ダイヤモンド製の円盤カッターを用意したわけですね。


というわけで、高級ブランデーの瓶を切るのかと思いきや、

まずはその辺に転がっている小瓶を取り出して・・・


とりあえず、

切る(爆笑)


さすがVROOOM、どこまでも慎重な男ですな(感心)

こうして本番の直前に、ガラスを切る感覚を、もう一度手に憶えこませてから~。


いよいよ高級ブランデーの瓶を!!

斬る!!!








しかし、これがですね~、思ったよりも断然

分厚い!!!(驚愕)





さすが、高級ブランデーの瓶!
そんじょそこらの瓶よりも、2倍くらい分厚いですぜっ!


これは、スライドバーにしたら、良い音がしそうだ~(期待)


でも、切るのはそれだけ大変なわけでして。

けっこう長時間ガリガリやってみても。


これくらいの、うすーい

削り跡がつく程度(驚愕)


そもそもガラスは硬いのに、さらに、この瓶は分厚い・・・
まさに、時間というか、根気との勝負!!




とにっかく、

ガリガリやるしかない!

しかもちょっとでもミスすると、変なところに傷がついちゃって、そこから割れたりするかもしれず。
一瞬たりとも気が抜けない、緊張が続きます。

しかし、そこはさすがのVROOOM!!
ただひたすらに同じ作業を、じっと繰りかえす(感心)


おいらだったら、間違いなく、かんしゃくを起こして殴ってますな~(笑)



そしてようやく、

けっこう深い傷が、まんべんなくついてきたぜっ!



ふつうなら、もうこれくらいの傷がついたら、ハンマーで殴ったりするんですが。

そこはVROOOM!

一切の妥協はしない!!



ただひたすらに同じ作業の地味な絵柄が続きますな。

というか、さっきから同じ写真を何度も使っているだけなのですが(爆笑)



そしてとうとう!

まさに首の皮1枚でつながっている状態!!


ここまでくれば、軽い衝撃を与えるだけで、切れるはず!!


ところが、VROOOMはっ!

まだまだ削り続けますぜっ(爆笑)

わが幼馴染ながら、感心するぜっVROOOM!!
ほんと、こういう時の、完成度へのこだわりには頭が下がるっ!!



そして最後の最後まで削りきって!

ついに切断!!



いやあ、VROOOM、お疲れ様です!!



といっても、まだこれで仕上がりではない!!

次は、こっちの赤い矢印を書いたところを、もう一度切るのだっ(爆笑)


おいおいおい、さすがにあれと同じ作業をやるだけの時間はないぜっ!
酒を飲んで盛り上がりたいしなっ!


というわけで、この続きの作業はVROOOMに任せて、飲み会に移行!!
けっこう飲んで、帰宅(爆笑)

次の土曜の練習と飲み会までに、VROOOMが切っておいてくれるはずさ(爆笑)


以下次号じゃっ!!