みなさま、だいぶ春めいてきましたな~。
ここ数日、東京は寒い日が続いていまして、テンションも下がる一方(笑)
やっぱり、春になって、早く路上ライブをやりたい気持ちがおさえきれないのですなあ~。
さて、それはともかく、農家のライブのお知らせと、お礼のブログで中断してしまいましたけども。
ブルースマンへの道ですよ~!!
前回は、おいらがガラス製のスライドバーを自作しようと思い立ち。
まずバンドメンバーで美味しい酒を飲もうと、高級ブランデーを買ってきた、というところまででしたな。
はい、もちろん、飲みます。
大変おいしく飲みます。
うちのバンドは大変仲が良いので、お酒も進みます。
とはいっても、1本で5000円以上する高級ブランデーですよっ!
そんなもん、1晩で飲まれたら、たまったもんじゃありませんわっ(笑)
もちろん、我が家のヨメさんにも
わたしにも飲ませろ~!!
とあらかじめ要求されていますし(爆笑)
今日(3月16日)の段階で、このブランデーはあと半分くらい残っている状況です。
あとは、おいらとヨメさんで、じわりじわりと飲んでいこうと思っておりまする。
さて、そのブランデーを飲み終わったとして、そのネックの部分を切ってスライドバーに加工するのは誰か、という問題がありますね。
もちろん、おいらがやってもいいのですが。
うちのバンドで何かを作るとなったら、VROOOMにやってもらう、というのはもはやバンドの掟のようなもんですよ。
自ら演奏するカホンを自作し。
店長の12弦ギターのネックをスキャロップド加工し。
おいらの金属製スライドバーの内側にパテを詰め。
バンドメンバーの全員が、ヤツ(VROOOM)の工作力に依存しているのですよ。
とはいっても、おいらはヤツとは40年近くの付き合い。
ヤツの性格は熟知しております。
ヤツは大胆に見えて繊細。
特に「ものづくり」ということにかけては、入念な調査をして、「できる」という手ごたえを感じてから作り始める男。
今回のスライドバー製作は、これまでヤツが取り扱ったことのない、ガラスが素材なわけで。
いきなり本番をさせるのは酷ですわ。
というわけで、ちゃんとこの日においらは持ってきていたのですよ、ガラスの小瓶を!!
ちなみにスライドギターの第一人者と言われるデュアン・オールマンは、ガラス製の小瓶をスライドバーにしていたことで有名。
彼の場合は風邪薬の小瓶を使っていたらしいけども。
おいらは風邪薬を飲まないので、スパイス(ターメリック)の入っていた小瓶を持ってきましたよ。
その小瓶の口の部分のネジになっているとこを、試しにカットしてみてくれと言ったわけですね。
というわけで、酒の肴に、VROOOM工作教室の開演だっ!!(爆笑)
全員でVROOOM宅の2階にある工房に移動。
まずは、
台座にドリルを固定!
こんなもんが、ふつーに部屋に転がっているところが、いかにもVROOOM宅ですな~(笑)
そして円盤を取り付けて、
ゴリゴリと削ってみる。
切れない、切れないぞ~、VROOOM!(笑)
今度はノコギリで、
ゴリゴリと削ってみる。
やっぱり、切れないぞ~、VROOOM(爆笑)
いやあ、VROOOMが手馴れないガラス加工に手こずっているのを見ながら、
おいらと店長の酒が進む進む(意地悪)
ついには、台座に小瓶を固定して、
ハンマーでガツンとやる作戦だ!
おおお、
割れたぞ!!
とはいっても、指に装着して使用するものですからね~。
このままだと鋭利な部分があって、手を切ってしまう可能性がありますな。
なので~
ドリルに装着したヤスリで削る削る!
もちろん、内側も、
ドリルに装着したヤスリで削る削る削る!!
というわけで、ひとまず、
完成だ~!!
ところが、VROOOMとしては、仕上がりに納得いっていないらしく、
もう一度しっかりと加工するから、この小瓶を置いていけ~
と言い出す始末!!
おおお、職人魂に火がついてしまいましたね(作戦通り・笑)
さて、VROOOMはガラス加工について、どのようなテクニックを身に着けるのか~!?
以下次号じゃ!!