林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その13

2017年03月16日 12時22分28秒 | ブルースマンへの道


みなさま、だいぶ春めいてきましたな~。

ここ数日、東京は寒い日が続いていまして、テンションも下がる一方(笑)

やっぱり、春になって、早く路上ライブをやりたい気持ちがおさえきれないのですなあ~。


さて、それはともかく、農家のライブのお知らせと、お礼のブログで中断してしまいましたけども。

ブルースマンへの道ですよ~!!


前回は、おいらがガラス製のスライドバーを自作しようと思い立ち。
まずバンドメンバーで美味しい酒を飲もうと、高級ブランデーを買ってきた、というところまででしたな。

はい、もちろん、飲みます。
大変おいしく飲みます。
うちのバンドは大変仲が良いので、お酒も進みます。


とはいっても、1本で5000円以上する高級ブランデーですよっ!
そんなもん、1晩で飲まれたら、たまったもんじゃありませんわっ(笑)

もちろん、我が家のヨメさんにも

わたしにも飲ませろ~!!

とあらかじめ要求されていますし(爆笑)

今日(3月16日)の段階で、このブランデーはあと半分くらい残っている状況です。
あとは、おいらとヨメさんで、じわりじわりと飲んでいこうと思っておりまする。


さて、そのブランデーを飲み終わったとして、そのネックの部分を切ってスライドバーに加工するのは誰か、という問題がありますね。

もちろん、おいらがやってもいいのですが。

うちのバンドで何かを作るとなったら、VROOOMにやってもらう、というのはもはやバンドの掟のようなもんですよ。

自ら演奏するカホンを自作し。
店長の12弦ギターのネックをスキャロップド加工し。
おいらの金属製スライドバーの内側にパテを詰め。


バンドメンバーの全員が、ヤツ(VROOOM)の工作力に依存しているのですよ。

とはいっても、おいらはヤツとは40年近くの付き合い。
ヤツの性格は熟知しております。

ヤツは大胆に見えて繊細。
特に「ものづくり」ということにかけては、入念な調査をして、「できる」という手ごたえを感じてから作り始める男。

今回のスライドバー製作は、これまでヤツが取り扱ったことのない、ガラスが素材なわけで。
いきなり本番をさせるのは酷ですわ。

というわけで、ちゃんとこの日においらは持ってきていたのですよ、ガラスの小瓶を!!

ちなみにスライドギターの第一人者と言われるデュアン・オールマンは、ガラス製の小瓶をスライドバーにしていたことで有名。
彼の場合は風邪薬の小瓶を使っていたらしいけども。
おいらは風邪薬を飲まないので、スパイス(ターメリック)の入っていた小瓶を持ってきましたよ。

その小瓶の口の部分のネジになっているとこを、試しにカットしてみてくれと言ったわけですね。

というわけで、酒の肴に、VROOOM工作教室の開演だっ!!(爆笑)

全員でVROOOM宅の2階にある工房に移動。

まずは、

台座にドリルを固定!

こんなもんが、ふつーに部屋に転がっているところが、いかにもVROOOM宅ですな~(笑)


そして円盤を取り付けて、

ゴリゴリと削ってみる。


切れない、切れないぞ~、VROOOM!(笑)


今度はノコギリで、

ゴリゴリと削ってみる。


やっぱり、切れないぞ~、VROOOM(爆笑)


いやあ、VROOOMが手馴れないガラス加工に手こずっているのを見ながら、
おいらと店長の酒が進む進む(意地悪)


ついには、台座に小瓶を固定して、

ハンマーでガツンとやる作戦だ!


おおお、

割れたぞ!!


とはいっても、指に装着して使用するものですからね~。
このままだと鋭利な部分があって、手を切ってしまう可能性がありますな。


なので~

ドリルに装着したヤスリで削る削る!


もちろん、内側も、

ドリルに装着したヤスリで削る削る削る!!


というわけで、ひとまず、

完成だ~!!




ところが、VROOOMとしては、仕上がりに納得いっていないらしく、

もう一度しっかりと加工するから、この小瓶を置いていけ~

と言い出す始末!!

おおお、職人魂に火がついてしまいましたね(作戦通り・笑)


さて、VROOOMはガラス加工について、どのようなテクニックを身に着けるのか~!?



以下次号じゃ!!