林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

小劇場第八幕

2018年04月22日 14時19分59秒 | 小劇場

つっかです。

昨日は農家ライブでした。
裏もちゃんと?やりました。

聴いてくださった
みなさんありがとうございました。

「勝手にしやがれ」では、
久しぶりにヨメも参加する完成度の高いものになりました。

歌の途中、咳がしたくなりましたが、
我慢しながら歌ってました。


楽しみにされている方も多くいる⁉
昨日の小劇場はこんなお話でした。

小劇場第8幕


つっか 
「ただ今より、アップルビデオ高津店・小劇場・第8幕を開演いたします。
…ここは川崎、高津駅から歩いて3分、「アップルビデオ高津店」。
いつも閑古鳥が鳴いているレンタルビデオ店でございます。
さて、今日はどんな事が起こるのでしょうか。」


つぁん 
「店長!やばいっすよ。店の前に小豆色のスポーツカーがずっと停まっています。警察呼びますか?」

店 長 
「なんだと!それは、俺の車だ!」

入店音
「カラン、カラン」

店長つぁん
「いらっしゃいませ!」

VROOOM
「ちわーっす。外にバブリーな小豆色のスポーツカーが停まってますけど、そんな客この店にきてるんですか?」

店 長 
「小豆色ではない!ワインレッドだ!」

つぁん 
「それにしても店長、スポーツカーなんて買える金あったんですか?」

店 長 
「簡単なことだ。バイトの時給を下げて、バイトの仕事量を増やして人件費を削るのだ!」

VROOOM
「うわぁぁ、他人事だけど、ワインレッドのスポーツカーのために、勝手な店長ですねぇ。」


曲1 ワインレッドの心


つっか
「それから一週間、店長の独裁による圧政により、バイトが一人、また一人と次々に辞めていきました。」

つぁん 
「店長!やばいっすよ。またひとり、バイトが辞めました!」

店 長 
「なんだと!また、辞めただと!根性の無いバイトばかりだなぁ。」

入店音
「カラン、カラン」

店長つぁん
「いらっしゃいませ!」

VROOOM
「ちわーっす。表にバイト募集の張り紙貼ってありますけど、またバイト辞めたんですか?」

つぁん 
「時給380円、残業代は出ない。休みはなし。みんな辞めていくんですよ。店長~、もう、車売ってくださいよ!」

店 長 
「根性の無いバイトばかりで困る。もう少し、時給を減らさないと駄目だなぁ。」

VROOOM
「店長、そういうの法律的にまずいんじゃないんですか?」

店 長 
「それは心配ない。正式な書類は、ちゃーんと書き換えてある。」

VROOOM
「客が言うのもなんですが、店員さんみんな疲れていて怖いんですけど。」

店 長 
「なんだと!そんな奴は解雇だ!」

つぁん 
「店長…、長い付き合いでしたが、辞めさせてください。」

VROOOM
「店長!止めた方がいいですよ。」

店 長 
「それなら、勝手にしやがれ!」


曲2 勝手にしやがれ


つっか
「店は、まさに店長のワンマンショーとなり、バイトが全員辞めてしまいました。」

つぁん
「というわけで~」

全 員
「ビデオ屋はつぶれましたっ!!」