みなさん、グレッチって、どう思います??
いや、突然すいません(笑)
おいらがグレッチについて知ったのは、はるか昔、20年くらい前ですわ。
それはもちろん、
ニール・ヤング様によってです。
ニール・ヤング様がこの白いグレッチを、ぶんぶん振り回す姿に、しびれたもんですわ。
とはいっても、ニール様の使い方は、今思えば、あんまりグレッチっぽくなかったのですね。
エフェクターを使ってサスティーンをのばして、ソロを弾きまくっていましたからね~。
それ以降は、グレッチについては、ほとんどノーマークでした・・・
というのも、おいらがやりたかった音楽には、グレッチの音色がそんなに必要ではなかったからですね。
ところが、うちのバンドを再結成して、VROOOMの勧めにより、
ストレイ・キャッツの楽曲をカバーしたのですよ。
その時に「あーー、これがグレッチの正しい?使い方だな」と思いましたわ。
というのも、グレッチの音色は、悪く言うと安っぽい音でして・・・
ペンペンとした、コシがない音に思っていたからなんですね。
ところが、ロカビリーみたいな音楽でグレッチを使うと、かっこいいこと、この上ないわけです。
しかも、やっぱり、このゴージャスな見た目!!
ロックン・ロールをやるなら、この外見は大きな魅力ですな!
ど派手な原色のボディ、金や銀のキラキラ!
ピックガードに描かれている模様とかも、いいですなあ!!
すんません、グレッチについて熱く語りすぎてしまいましたな・・・
んで、冒頭の写真に戻りましょう(笑)
グレッチの12弦アコースティックギターですよ。
名前は「ランチャー・ファルコン」といいます。
さて、いよいよ、これを試奏する時がきたのですねっ!!
我々は意気揚々と、御茶ノ水にある、別のクロサワ楽器に向かいます。
すると、店員さんが若い女性の方ではないですか・・・
いやあ、こういうギター屋さんで、女性の店員さんは珍しいですな~。
しかも、店長曰く、
可愛い!
いやあ、ほんと、店長はこういう時に敏感だよな~(爆笑)
それはともかく(笑)
試奏してみようじゃありませんか。
その可愛い店員さんが、ギターのセッティングをしてくれている時に、
グレッチのアコギですからね~、正直、音は期待してないんですけどね(笑)
と、おいらが言ってみたところ、可愛い店員さんが笑いながら、
いやあ、私もそう思っていたんです、でも、けっこうちゃんとしたアコギの音がしますよ。
と言ったのですわ。
んで、店長が試奏してみて、びっくり!!
(良い意味で)グレッチっぽくないじゃん!!(爆笑)
ボディが大きいということもあり、しっかりとしたアコギの生音の鳴りがします。
その音を聴きながら、
このど派手な外見を見ると、すごく新鮮ですわ(笑)
しかも店長の外見とも、違和感ないぞ・・・
これはもしかしたら、もしかするのか??
最後の最後に、逆転ホームランなのか・・・
店長の採点(5点満点)によると、
見た目 5点!
演奏性 4点!
生音 3.5点!
買う? 買わない(笑)
おおおお、想像よりも、すごく高得点!!
この「試奏の旅」の最後のオチとして用意したギターだったのに、まさかの本格派・・・
今回、ランチャー・ファルコンの新品だったからこの値段(9.5万)だったけども。
中古でもっと安くなっていたら、本当に買っていたかもしれませんな・・・
それぐらい、このギターはちゃんとしたアコギでございましたわ。
グレッチについて語りすぎて、長くなってしまったので・・・
以下次号じゃ!!