林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

店長に新しいギターを!? その16

2018年11月12日 06時49分27秒 | 新しいギター購入計画



みなさん、グレッチって、どう思います??

いや、突然すいません(笑)


おいらがグレッチについて知ったのは、はるか昔、20年くらい前ですわ。


それはもちろん、

ニール・ヤング様によってです。


ニール・ヤング様がこの白いグレッチを、ぶんぶん振り回す姿に、しびれたもんですわ。

とはいっても、ニール様の使い方は、今思えば、あんまりグレッチっぽくなかったのですね。

エフェクターを使ってサスティーンをのばして、ソロを弾きまくっていましたからね~。



それ以降は、グレッチについては、ほとんどノーマークでした・・・

というのも、おいらがやりたかった音楽には、グレッチの音色がそんなに必要ではなかったからですね。


ところが、うちのバンドを再結成して、VROOOMの勧めにより、

ストレイ・キャッツの楽曲をカバーしたのですよ。

その時に「あーー、これがグレッチの正しい?使い方だな」と思いましたわ。

というのも、グレッチの音色は、悪く言うと安っぽい音でして・・・

ペンペンとした、コシがない音に思っていたからなんですね。

ところが、ロカビリーみたいな音楽でグレッチを使うと、かっこいいこと、この上ないわけです。


しかも、やっぱり、このゴージャスな見た目!!

ロックン・ロールをやるなら、この外見は大きな魅力ですな!

ど派手な原色のボディ、金や銀のキラキラ!

ピックガードに描かれている模様とかも、いいですなあ!!




すんません、グレッチについて熱く語りすぎてしまいましたな・・・



んで、冒頭の写真に戻りましょう(笑)

グレッチの12弦アコースティックギターですよ。



名前は「ランチャー・ファルコン」といいます。


さて、いよいよ、これを試奏する時がきたのですねっ!!

我々は意気揚々と、御茶ノ水にある、別のクロサワ楽器に向かいます。



すると、店員さんが若い女性の方ではないですか・・・

いやあ、こういうギター屋さんで、女性の店員さんは珍しいですな~。


しかも、店長曰く

可愛い!


いやあ、ほんと、店長はこういう時に敏感だよな~(爆笑)


それはともかく(笑)

試奏してみようじゃありませんか。



その可愛い店員さんが、ギターのセッティングをしてくれている時に、

グレッチのアコギですからね~、正直、音は期待してないんですけどね(笑)

と、おいらが言ってみたところ、可愛い店員さんが笑いながら、

いやあ、私もそう思っていたんです、でも、けっこうちゃんとしたアコギの音がしますよ。

と言ったのですわ。


んで、店長が試奏してみて、びっくり!!


(良い意味で)グレッチっぽくないじゃん!!(爆笑)

ボディが大きいということもあり、しっかりとしたアコギの生音の鳴りがします。


その音を聴きながら、

このど派手な外見を見ると、すごく新鮮ですわ(笑)

しかも店長の外見とも、違和感ないぞ・・・


これはもしかしたら、もしかするのか??

最後の最後に、逆転ホームランなのか・・・





店長の採点(5点満点)によると、


見た目 5点!

演奏性 4点!

生音  3.5点!

買う? 買わない(笑)



おおおお、想像よりも、すごく高得点!!

この「試奏の旅」最後のオチとして用意したギターだったのに、まさかの本格派・・・

今回、ランチャー・ファルコンの新品だったからこの値段(9.5万)だったけども。

中古でもっと安くなっていたら、本当に買っていたかもしれませんな・・・

それぐらい、このギターはちゃんとしたアコギでございましたわ。


グレッチについて語りすぎて、長くなってしまったので・・・


以下次号じゃ!!