林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ビートルズの曲をやるならばっ! その10

2023年12月08日 10時48分47秒 | 演奏曲

さあ「シー・ラブス・ユー」ですよ。

当時、この曲の反響がすごくて、ビートルズが、

イェーイェーイェーズ

と呼ばれた、なんていう逸話もあります。

 

スピッツ「ロビンソン」があまりに売れて、

ロビンソン

というバンド名だと思われた時期があった、というのに近いでしょうか(笑)

なんかの歌番組で、ご本人たちが話されていたのを聞いた記憶があります。

 

しかし、それぐらい、この曲の発するエネルギーは半端ないですな。

最初から最後まで、全速力で駆け抜ける感じで、

間奏がない!

というのもすごいところ。

 

 

そう、初期のシングル曲はたくさんあるのに、この曲をどうしても演奏したかった理由というのは、

この本にあります。

この本の最後に「ビートルズの曲の中で好きな曲はどれか」をいろんな方にアンケートしていまして。

その中で、多くの人が選んだのが、

シー・ラブス・ユー

だったのですよ。

うわ、こんなにこの曲の評価が高いんだ、とびっくりいたしましたわ。

 

この曲と

イン・マイ・ライフ

が最も評価が高かったような気がするっす。

この本の著者の2人も、最も好きな曲はイン・マイ・ライフだと書いていました。

 

おいらは、けっこう、こういう音楽関係の書籍を読むのが好きでして。

書籍の影響力が強いと、自分でも思うっす(笑)

いろんな人が熱く語っているアルバムなんかは、すぐに聴きたくなって買ってしまうし。

そこらへん、ミーハーといっても良いかもしれません。

 

これだけ多くの人が好きな曲として「シー・ラブス・ユー」を挙げているのなら、

ライブで演奏したら、盛り上がること間違いなし!

という気持ちで、この曲を選んで、レパートリーにしたのです。

 

ただ、ライブで何回か演奏して、満足してしまったのか、数年間、お蔵入りに。

 

この曲はもったいないだろう、という意見が飲み会(ミーティング)で出されたので、

ここ最近復活させて、練習していることは、前回に書きましたな。

この冬の間に、YouTubeに動画をアップできたらいいな、と目論んでいるところですわ。

 

この曲の素晴らしいところは、とにかく、コーラスのパワーが圧倒的だということです。

なので、うちのバンドでは、VROOOMにも店長にも、全力で歌っていただきたいところですわ。

声は出せば出すほど、力が増していきますからね。

継続は力なり、ということですな。

 

そしてここ最近はずっと2023年版の赤盤青盤を聴いているのですが。

やっぱり、ビートルズのコーラスはすさまじい!

そして、音がよく聞こえるようになったことで、ジョージの貢献が目立つようになりました。

これまで、ジョンの特徴的な声と、ポールの高音に隠れがちだった、ジョージの声がよく聴こえます。

うわ、こんなに難しいパートを歌っていたんだ!

と思うことが、かなりありまして。

つくづく、ジョージは縁の下の力持ちだったんだなあ、とため息をついてしまいます。

 

同じバンドにジョンとポールがいたら、そりゃあ、さぞかし、大変だったでしょうな(遠い目)

しかも、ビートルズがデビューした時には、ジョージは20歳くらいだったわけで。

そのころの数年の歳の差は、大きな違いだったでしょうし。

そこらあたりのことも、いろんなビートルズ本を読むと、より理解が進んで、感情移入できるようになります(笑)

 

ただ、それによって、後期になると、その2人にも負けないような名曲を書くようになるわけですから。

ビートルズの歴史は、ジョージの成長の歴史といってもいいかもしれませんね。

 

今回の赤盤・青盤には、ジョージの曲が多く採用されていまして。

正直最初のころは、

こんなにジョージの曲を入れるくらいなら、あの曲とかこの曲とか、入れてほしかったなあ(傲慢)

なんて思ってしまっていましたが、今では、ジョージの曲を聴きながら、感慨にふけっておりますぞ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!