こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY担当ブルームです。
古いバイクに乗り換えて1か月半。
そろそろ本格的に手を入れていこうと思い、
まずは塗装だ!ってのが前回のお話。
外装一式(ガソリンタンク・前後フェンダー)のリペイントなのですが
タンクだけは耐ガソリンコーティングのため非常に時間がかかるので、
今ついているのを塗り替えるのではなく
新たに用意したタンクを塗装してから載せ換えます。
塗装期間中に乗れないのは嫌だし。
って思っていたのですが…
耐ガソリン塗装にはウレタンクリアーの缶スプレーを使います。
2種類の液体を混合することで化学反応を起こし、
非常に強固な塗膜として硬化する特殊な塗料です。
ガソリンタンクの塗装にはマストなアイテムなのですよ。
開けてみたことはないので、詳しい内部構造はわからないけど、
構造的にはスプレー缶の中にさらに密閉された部分があって
使用直前に缶底のピンを押し込んで内部ボトルを開孔、
缶の内部で2種類の液体が混ざる仕掛けなのです。
化学反応で硬化するので当然使い切りです。
以前これを使ったのは15年以上昔のことでして
その頃の記憶で、とにかく乾燥が遅いって思ってたのです。
それこそ2週間乾燥させても、まだ触ると指紋が残るレベル。
それが、さすがに技術は進歩していて、
塗装翌日にはもうヤスリ掛けが出来るほどに硬化しておりました。
あ、進歩してるってのは俺の塗装技術込みの話ね。
なので、思ったよりもずっと早くタンクの塗装は完了。
非メタリックで半光沢のスカイブルー。俺なりのレトロ感なのだけれど
ホムセンのクルマ用スプレーでソリッドな青がこれしか無かったの。
おいこらリーダー、公園の遊具のような色って言うんじゃねぇ!
さて、中古車両に元々付いてたゴールドの社外品タンク、
これは「FXE」タイプ(通称・ゴキタンク)といって、
かなり古いタイプの大きめタンクなのですが、
ご覧のとおり、タンクの後端の幅とシート前端の幅に差があって
あまりカッコよくないと思っておりました。
前方後円墳のようなくびれ。いやむしろマイナーな方の前方後方墳っていう感じ。
オリジナルのFXEのシート(プラモデル)だとこんな感じ。
シートの前端の幅が広いので、バランスは良い。
そこで、今回の2.25ガロンタンクとシートを並べるとこう。
タンク後端とシート前端のバランスって大事。
当然ガソリン容量は減るわ、ニーグリップは出来なくなるわで
デメリットの方が多分大きいのですが、
やっぱこのスタイリングはたまらない。
これが2.25ガロンタンク搭載の最終型。1995年式。
こっちがその翌年以降の3.3ガロン。
前の1200Rもこのタンクでしたが、今見るとデカいですね。
元々古いスポーツスターのコンパクトなハーレーってのに惹かれたのが
大型免許を取得する切っ掛けだったので、
ようやく憧れていたモノに辿り着けた感じです。
そして、次の塗装はリアフェンダーですが、
取り外しにかなり手間がかかるので
次の休日までおあずけなのです。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます