
こんばんわ。
アップルビデオ高津店 二輪担当ブルームです。
ということで、新マシンの登場です。
スーパーカブ90。(一部カブラ外装)
バイク乗り人生20数年、ついに到達した国産バイクの境地。
実はカブって所有するどころか乗るのも初めてなんですが、
乗ってみると、
ものすご~くクセが強いです。
ホントにこれ世界最多生産台数のバイクなのか?
って疑問に思うほど、特殊な操作感覚です。
まずはポジションが難しい。どうにも合わない。
具体的には、シートのど真ん中に座ると
ハンドルもペダルも近すぎる。
なので、かな~り後ろに座って(ていうか
半ケツはみ出しで)
ようやくしっくり来るポジションに。
外見的にソロシートが好きなんですが、
ロングシートに換えた方がケツに優しそうです。
だがしかし、それだと今度はペダルの角度が低すぎてしまうのです。
左足のシフト側はネジで調整できるのでよいのですが

1コマ分動かしてコレ。まぁ、これでかなり踏みやすくなった。
右足側は何かペダルカバー的なモノを探してつけるしかありません。
通常のバイクとシフト逆向きのシーソー&ロータリーですが
これはベンリィで慣れてたので問題なし。
むしろ走行中のみトップとNが繋がらない仕様はありがたい。
次にウィンカーのスイッチ。
ほぼすべてのバイクは、このスイッチは左手側にあり
左右方向にスライドするものですが
カブは何故か右手側で上下にスライドする。

せめて左右スライドならまだ何とかなりそうなのですが、
これは慣れるのに時間がかかりそうです。
そして、スーパーカブの最大の特長と言えるレッグシールド。
これはカブラ仕様に交換してあったので、
普通のやつ(あの白くてデカいの)に戻そうと思ってたのですが
ハンドルロックの位置を考えるとコレで正解な気が。

着座状態でハンドルロック可能なので便利。
ノーマルのでっかいシールドだと、一旦降りないとロックできません。多分。
また、フロントサスペンションも独特で
これまで乗ったことのないボトムリンク式。
ブレーキング時に通常のバイクは前方に沈み込みますが
カブは上向きにハンドルが持ち上がる。
とても不思議な感覚です。
走行性能は良好。思ってた以上にパワーがあります。
さすが90cc。厳密には85ccらしいけど。
遠心クラッチの3速ミッションですが、
トップギアの使える速度域が
阿呆のように広いです。
無理して使おうと思えば10km/hくらいから最高速(メーター最大は85km/h)までカバーできます。
当然、発進時や20~40km/hくらいでは1~2速のほうが断然加速が良いですが
3速発進も不可能ではないレベルです。勿論1速発進を心掛けてますけども。
それでも、30km/hから上はトップギアのみで普通に走れます。
かなり大雑把なシフトワークで走行できるので楽ですね。
ともかく、これから本格的に弄っていこうかと思います。
つづく。