荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

深川江戸資料館-2

2016年01月21日 | 散文
すっかり夜が更けました。
掘割脇の屋台も店じまいしています。


土蔵もシンとしています。


長屋の路地も真っ暗です。

もう寝るしかありません。

外には洗濯物が干されたままです。


そんな長屋に朝が来ます。


裏路地にも朝が来ます。


共同井戸にも朝が来ます。
手前は共同ゴミ捨て場で、奥にはお稲荷さんがあります。


表通りの大店にも朝が来て、土蔵に朝日が射します。


火の見櫓の脇に屋台にも日が射します。




掘割にも朝が来て、江戸の一日が始まります。
そんなストーリーを楽しみます。

ところで、夜の場面が長いように思いますが、電気代の節約ですかね・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深川江戸資料館-1

2016年01月21日 | 散文
深川江戸資料館へ行きます。


玄関脇にかかしが置かれています。

深川かかし祭りに出品されていたものでしょうか?

玄関へ入ると「横綱大鵬顕彰コーナー」があります。
もう、1年くらいやっていると思います。

次は北の湖でしょうか?
どちらも、すぐ近くで部屋を持っていました。

常設展示室に入ります。
ここには江戸の街が再現されています。

朝から夜までの時間帯で、照明の変化と共に、街の様子と夫々の活動(物売りの声とか)を再現します。
先ず、猫が「にゃーん」と迎えてくれます。

暮れて行く船宿です。


裏通りにある長屋も暮れて行きます。


一日の仕事を終えた長屋の人々です。
船宿の船頭松次郎の家です。


米屋の職人秀次の家です。

妻と小さな子供の三人暮らしです。

木場の木挽き職人大吉の家です。

妻と二人暮らしです。

向かいには三味線の師匠於し津の家です。

読み書き、手習い、裁縫も教えています。

八百屋です。

商店にしてこの程度の灯りです。

米屋です。

働いている人が殆ど見えません。

夜の江戸の商店街です。
街灯の無い江戸の夜は真っ暗です。
商店の灯りのみがぼんやり点ります。

・・・次回に続きます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする