荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

曳舟湯の消滅

2016年01月23日 | 散文
京島に、曳舟湯と言う大きな銭湯がありました。


その風情を惜しまれながら、2012年に閉店してしまいました。


閉店を惜しむ声があって、暫くはライブハウスとして使っていました。


ライブハウスでもなんでも、この大きな屋根を持った建築物が残ってくれるなら良いやと油断して、暫くこの界隈を通らなかった1年後、工事が始まっていました。

当然曳舟湯は影も形もありません。
消滅していたのです。

既にマンションとして完売されていました。

人気物件のようです。

東武スカイツリーラインと京成押上線の両曳舟駅の近くであり、近所には大型スーパーと古い商店街がある、住みやすい場所ではあります。


スカイツリーに見守られながら急ピッチで工事が進みます。




「完売御礼」の管板の元、その姿が見えてきました。


去年の夏、古い住宅街の外れにマンションの全体が現れました。

ちょっと違和感がありますが・・・。

すぐ傍には公園があります。

新しい住人は、今年の夏はここでお祭りを楽しむのでしょう。
利便性と下町情緒に恵まれた立地だと思います。

入居が始まっています。


マンション脇から京成線をくぐって曳舟川通りへ繋がる道路も開通しました。

このようにして街が変わって行きました。







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