お洒落な青山通りに黄色いガードがあります。
左折して入って行きます。
青山北町アパートの入り口です。
前回は偶然訪問しましたが、今日は目的地としてやって来ました。
ここは、東京都が再開発して、東京五輪・パラリンピック前までに建て直すとの発表がありました。
今や珍しくなった公衆電話ボックスがあります。
携帯電話を持っていない人の需要があるのでしょう。
給水塔がある、典型的な団地です。
1957年~68年に建てられた、4~5階建てです。
勿論エレベーターなどありません。
現在ここの25棟568戸に約300人が暮らしているそうです。
満室ではないようです。
都はこの区域を3分割して、民間のオフィス・商業施設、民間による住宅開発、都営住宅建て替え、とする予定です。
表参道寄りの区域には、20階建てビルを建設し、低層階には保育園や児童館が入り、中高層階は1DK~3DKの都営住宅になる予定だそうです。
完成は、2020年の予定で、現在の住居者は一時的に近隣の都営住宅に引っ越すなどして、完成後に新しい住宅に入居します。
近隣する地域は定期借地制度で民間に貸し付け、高齢者の介護機能も備えたマンションなどを想定しているとのことです。
外苑西通り寄りには21年以降に再開発を開始し、IT企業やファッション系の商業、文化拠点などの賑わいのある街づくりを目指す、としています。
給水塔とワールドビルが、冬の日差しにそびえています。
青山北町アパートの隣りには、善光寺がただ静かに佇むだけです。
このお洒落な表参道ヒルズも、立て替わる前は青山アパートでした(昨夏の写真です)。
青山北町アパートが、こんな街に変わるのですかねえ。
ピンと来ません。