荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

子規も来て 朱花咲きおり 糸瓜忌に

2019年09月19日 | 散文

 

子規庵に来ました。

 

今日は糸瓜忌です。

 

いつものように部屋の中は大勢の俳諧師で混雑しています。今日は表のポスターにあるように「糸瓜忌特別イベント」があって尚更の混雑です。庭にも見学者が沢山居ますが、室内よりましです。

 

毎年藪蚊に対する配慮が嬉しいです。

 

残暑の光溢れる庭に出ます。

 

いつものように手水鉢に花を浮かべています。

 

今年は夏が長かったせいで、毎年咲いているこの彼岸花がまだ咲きません。

 

ごてごてと植えられた庭から子規庵を見ます。

 

子規は朱い花が好きで沢山植えました。写生も腕に覚えがありました。

 

まだ糸瓜の花が咲いています。学芸員も「季節の巡りが遅いです」と言っていました。

 

子規の病室の縁側に残暑の木漏れ日が強く射します。

 

糸瓜もまだまだ元気です。

 

葛の花です。

 

芙蓉です。

 

陽に透けます。

 

姫柘榴です。

 

演劇「糸瓜咲け」講演本読み稽古が始まりました。

 

聴くとはなしに聴いています。

 

出演者は「糸瓜咲け」出演俳優です。病床の子規と律のやり取りです。「羽二重だんごが食べたいと言うたに何んで買うてないぞな」という子規に対して、「食べたいとは聞いたけど、買うておけとは聞いていないぞな」と反論する律の会話から始まりました。

 

入館時に貰ったこれですね。

 

今年も投句しました。

表題に記しました「子規も来て 朱花咲きおり 糸瓜忌に」

 

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御徒町は世界のジュエリー街

2019年09月19日 | 散文

 

御徒町宝飾街の南端です。初めてこの街を報告します。

 

住所は上野3、5丁目丁目界隈ですが、3っつの「御徒町」が付く駅があることから、通称御徒町と呼ばれている街です。「御徒(おかち)」とは足軽のことです。江戸時代に下級武士が住んだ町です。それが今は、世界の金が飛び交う宝石の街です。

上野3丁目を行きます。右手はJRの高架です。高架を潜れば5丁目が同じような景色で、高架に沿って続いています。

通りには換金レートの看板があって、我々庶民には怪しく近寄りがたい雰囲気が漂います。

 

「金・銀・パール」の街です。

 

人通りは少ないです。だから余計に一般人は足が遠退きます。

 

大袈裟でなく、店内には外国人しか居ません。

 

 

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