荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

但元いり豆本店で待っている。

2019年09月24日 | 散文

 

朝から残暑が厳しいです。但元いり豆本店は10時開店です。開店前から鳩と女性が待っています。鳩は店の開店を、女性は亀戸4丁目の信号が変わるのを待っています。

 

女性が少し移動しました。鳩は動きません。

 

女性が店の端で待っています。信号が変ったらダッシュするつもりでしょうか。鳩はじっと待っています。

 

強い陽射しです。新たに女性が日避けにやって来ました。空を睨みつけています。鳩は微動だにしません。まだ開店しないのを知っているようです。

 

車が停まりました。もうすぐ信号が変わります。ここでも鳩が煎り豆屋の開店をじっと待っています。

見上げる空は秋のものです。

 

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御嶽海が優勝した翌々日の風景/出羽海部屋と井筒部屋

2019年09月24日 | 散文

 

やっぱり優勝の効果は絶大ですね。こうやってファンが記念写真を撮りに来ます。

 

昨日の宴会は大人しかったですね。某部屋の場合はごみ袋が10個は出ていました。相撲取りが3人しか居ないのに、後援会が大騒ぎしたのだと思います。もっとも今日辺りは後援会主催の祝勝会があります。その後、後援会員(タニマチ)それぞれの祝勝会が行われます。タニマチはこの機会を捉えて、得意先に声を掛けて祝勝会を行います。己のステータスを見せつけて満足するのです。誘われた得意先はそれぞれ御祝儀を持って来ます。一緒に写真を撮ったりサインを貰ったりして、やはり得意先などに己のステータスを見せびらかすのです。このような宴会が約2週間続きます。

優勝して高揚しているし、モテるし、「ごっつあんです」で済むしで楽しいでしょうが、その非日常が稽古スケジュールや体調管理を狂わせます。連続優勝が珍しいとか昇進した場所の成績が悪いとかは、そのような行事にも一因があります。

 

さて、出羽海部屋から約150m程の井筒部屋です。今日は葬儀の準備に大わらわです。

 

今日も祭壇に手を合わさせて頂きました。

 

こちらは栃ノ心が大関を陥落した春日野部屋です。

 

こんなのが出ていました。別に稽古をしていない訳ではありませんが・・・

 

そういえば、出羽海部屋にまたこんなのは出ないでしょうね。前回御嶽海が大関に挑戦したときのものです。

 

こんなのが出るのは自信が無い証拠です。日馬富士は出なくなって横綱になりました。稀勢の里は出っぱなしでした。不安を払拭したいというのは、自信が無かったのでしょう。

それより何より、御嶽海の場合は、「綱取り」ではありませんので・・・

 

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御嶽海が優勝した翌日の風景/出羽海部屋と井筒部屋

2019年09月24日 | 散文

 

午後の出羽海部屋です。玄関に花が届けられています。

 

また胡蝶蘭が届きました。

 

 

部屋には酒樽も見えます。

 

花の贈り主を見ると、おお、そういえば御嶽海はあの番組によく出ていましたね。

今夜は宴会ですね。

さて、出羽海部屋と背中合わせにして徒歩2分斜め後ろにある井筒部屋が慌ただしいです。

 

親方の通夜の準備中です。

 

 

隣のマンションのスペースも借りて受付作りの最中です。

 

部屋の中には祭壇が見えます。この場所から合掌させて頂きました。ご冥福をお祈りいたします。それにしても58歳は早すぎます。

 

悲喜こもごもと言いますが、路地の裏表で準備する目的の違いが大き過ぎます。近いだけに、余計やるせないです。

 

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