
写真1 棚田の石垣が崩れている。イノシシの仕業、通り路。足跡もある。




写真2 イノシシ対策:トタン板、漁網、古看板、ワイヤーメッシュなど使用の個別対策





写真3 イノシシは背後の森や森になった放棄棚田を棲み処とする。放棄棚田に通路があり、石垣は崩されている。

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棚田は石垣が命。
ここは島原半島、橘湾最奥部、雲仙市千々石町下峰名(ちぢわちょう しもみねみょう)。
石垣が崩され、下の棚田に落ちている。
イノシシの悪行。
夜な夜な出没する。
地中のミミズなどを探すために、石垣を鼻と首で突き掘り返す。
人が持てる石など、なんのその。
ミミズだけでなく、米など農作物も食べる。
イノシシ被害は10数年前から発生。
これまで農家個別に防御してきた。
今年度、国の助成で棚田全域にワイヤーメッシュを張る。
長崎県農林部や島原振興局の普及指導員・担当者、雲仙市の担当者などの助言、協力を得て。
棚田を大小4つのブロックに分け、総延長1,450mになる。
ちなみに、長崎県全域でのイノシシによる農産物被害額は3~4億円。
放置できない。
さて、イノシシ出没は人と農地や森との関わりの濃淡を表す?
引用・参考文献等:弊ブログ2013年01月25日;イノシシ避けワイヤーメッシュ(鉄条網)・11月16日・18日・19日・21日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年11月07日 撮影地:雲仙市千々石町丙下峰名