写真1 タマネギの葉を切るTさんの奥様
写真2 写真3
写真2 タマネギをTさんが掘り上げ、葉を奥様が切る 夫妻組み作業のタマネギ収穫
写真3 釣針型犂(犂轅+犂先)を歩行型耕耘機で牽くタマネギ掘り上げ
写真4 釣針型犂の犂先に付着した耕土を剥ぎ落すTさん
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05月18日、晴天、タマネギ収穫には絶好。
Tさん夫妻が午前、午後の1日、タマネギを収穫。
お二人に次のように教えていただく。
1.タマネギ収穫
Tさんが釣針型犂(犂轅+犂先)を歩行型耕耘機で牽きタマネギを掘り上げる。
奥様が葉を切り、コンテナに入れる。
コンテナを、Tさんが軽4輪トラックに載せて自宅近くのビニールハウスへ搬入。
そこで、根を切り、規格に選別する。
根切り機と選別機はともに15万円ほど。
若い衆(子ども)はタマネギ収穫を手伝わない。
出荷先はJA。
タマネギの玉は、茎が倒れても大きくなる。
2.カンピョウ・干瓢流通の一端
Tさんが知る干瓢の産地仲買人はOさんとSさん2名。
HM集落のOさんは既に亡く、M集落のSさん(80歳代)は現役。
JAが干瓢公開入札を行う、石橋の問屋さんたちが参加して。
その価格は、産地仲買人の購入価格のモノサシとなる。
産地仲買人が干瓢生産者から購入し、石橋の問屋さんに売る。
ヒトコオリ(1梱)・約37kgで7万円~10万円。
問屋や産地仲買人には在庫がある、今の人は食べないので。
3.カンピョウ・干瓢は止めた
Tさんは、母上が働けなくなったのでユウガオ栽培、干瓢作りを止めた。
奥様と2人での干瓢作りは無理。
ユウガオの実を剥くさい、剥いたものはほどなく干さねばならない。
そうでないと、くっつき、離すのに苦労し、品質も悪くなる。
Tさんが作っていた頃、ヒトコオリ(1梱)は4.5万円ほどだった。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年05月18日 撮影地:栃木県下野市