
写真1 裸男たちがふざけ合う 海上安全・大漁祈願の漁業者などが参加

写真2 忌竹が切り倒される

写真3 切り倒された忌竹を奪い合う裸男たち

写真4 忌竹についていた笹、ミタケ・御竹を手に入れ持ち帰る女性 願う御利益は何?

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伊雑宮のオミタ、御田植祭
サオトメ・早乙女とタチド・田道人の早苗採りが終わると竹取りの神事
裸男たちが御料田でふざけ合う(写真1)。
そのうちに、忌竹が切り倒される(写真2)。
漁業者を主とする裸男たちは忌竹を奪い合う(写真3)。
忌竹や枝葉は野川で洗浄される。
その竹や葉はミタケ・御竹として持ち帰られる(写真4)。
大漁、海上安全、無病息災、豊穣などの御利益がある。
忌竹の団扇・サシバに描かれた宝珠は、
青峰山正福寺(あおのみねさんしょうふくじ)の金の珠・魂。
正福寺の本尊は十一面観音。
この観音は相差町白浜の海から鯨の背に乗り現れた黄金仏。
それゆえ、正福寺は海上安全、大漁を祈願する漁業者の信仰を集める。
引用・参考文献等:弊ブログ2014年07月11日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年06月14日 撮影地:志摩市磯部町