おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか153 水が溜るので埋めてる

2015年03月14日 00時00分00秒 | 農業

写真1 傾斜畑に男性とトラクター 2015/03/11


写真2 畦際の作土をスコップですくい上げる 2015/03/11


写真3 すくい上げた作土を水が溜まる窪地へなげる 2015/03/11


写真4 2014/05/18 ◎:Tさんが作土戻しをしている緩傾斜畑 ①の右100mあたりから写真1を撮る


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 台地と浅い浸食谷の際に立つ筆者(写真4①の右約100mあたり)
 浅い浸食台を挟む東方の台地、緩傾斜畑に男性とトラクター(写真1)
 なにやら作業中

 観光自転車(弊ブログ2015年03月12日)を急ぎ走らせて着く
 な、なんと、Tさん(1941年生まれ73歳)
 昨年、別畑でのタマネギ収穫を見聞撮(弊ブログ2014年06月11日
 
 なに、なさってんですか、次のよう
   奥様にジャガイモを植えるので、うなって・耕してほしいと言われた
   しかし、畑に少々の窪地ができている
   そこに水が溜まり、ジャガイモを植えると腐る
   そのため、下方の畦際から作土を掘り、窪地を埋めている(写真2~写真3)

   窪地ができるのは、うなう際、方向転換するトラクターの車輪で穿たれるため
   数年続くと皿状に窪む

   他方、下方畦は元来、緩傾斜畑の作土流出を防ぐために少々高くしてある
   その畦際に、穿たれた作土や上方から流れ着く作土が溜まる
   したがって、窪地を埋める作土には不足しない

 さて、トラクター使用を要因とする畦際の作土溜りと、春の作土戻しは水田でも実施される
 (弊ブログ2011年02月21日23日2012年03月22日2014年04月22日
 当該畑には緩傾斜の要因が付加されている
 予想はしていた傾斜畑での作土戻し
 筆者は初見

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真に記す 撮影地:栃木県下野市

コメント
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