
写真1 ヤマトイモを植える畑に牛糞堆肥を散らす 2015/03/11

写真2 ヤマトイモを植える畑に牛糞堆肥を散らす 写真1の続き 2015/03/11

写真3 牛糞堆肥置き場の作業 2015/03/11

写真4 牛糞堆肥置き場の作業 2015/03/11

写真5 上の牛糞堆肥置き場の1月下旬 2015/01/25

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2015年03月11日、牛糞堆肥散布機付きトラクターを観光自転車で追う(弊ブログ2015年03月12日)
約300m前方のコーナーで振り切られる
しかし臭気漂う、いや筆者には芳香
鼻を頼りに散布畑に着く(写真1・写真2)、時計の針は11:31
散布現場を辞し、下野薬師寺跡(注1)、傾斜畑での作土戻し(注2)などを見聞撮
その後、件のトラクターを牛糞堆肥置き場で待つ
13:54、トラクターが戻って来る(写真3~写真5)
ご迷惑だろうと躊躇するも、作業中のAさんに声をかける
堆肥搬出作業を中断して教えてくださる、次のよう
Aさんは1941年(昭和16)生まれ、73歳
自家の稲わらと牛糞堆肥を交換
ウシヤサン・和牛肥育農家が、ここに運んで来る
主な作物は米とヤマトイモ
今日はヤマトイモを植える畑に牛糞堆肥を散らしている
土の上の野菜は、シン・収穫適期が短い
収穫期の天候変化に伸びぐあいが左右され、忙しい
ヤマトイモは土中に伸びるので天候変化にさほど左右されない
牛糞堆肥は重要、しかし化学肥料は不可欠
牛糞堆肥は窒素だけ、燐酸とカリは化学肥料に頼らざるを得ない
牛糞堆肥が多いと茎葉だけ伸びる
農業は儲けが少ない、たいへん
機械と化学肥料にカネがかかる
フォークリフトは乗用車2台分、トラクターも同じよう
農業にワカイテ・若者はいないので、自分に田や畑を作ってくれと話が来る
しかし、かあちゃん・妻と2人では限界、引き受けられない
すなわち、農産物輸出とは無縁の次のような高齢農業、高齢農村を見聞撮
耕畜連携の実践
高齢者が高齢者に田畑を頼む老々受委託の限界
収穫期の天候変化に左右されない根茎作物・ヤマトイモの選択
経営費増加(農業機械費・化学肥料費)
注1:弊ブログ2015年03月13日 注2:弊ブログ2015年03月14日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真に記す 撮影地:栃木県下野市