![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/3f/884c551586db96a402e3ef7fedb310e5.jpg)
写真1 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃(左:写真2~写真6)の稲は伸びる
しかし、生長差があり、葉色と茎丈は違い、虎刈り状態。右隣りの田圃とは違う。2016年07月14日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d2/181190cc6b56db49720b19a54b10bcf6.jpg)
写真2 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃、写真3の状態から水が入り、代掻きされ、田植えされた。早苗田に夕陽映える。2016年05月05日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/04/6323351bd2d0fda69a3809ed553dd587.jpg)
写真3 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃、写真4の状態から均され、畦がついた。手前はアスファルト舗装里みち。2016年04月20日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/dc/6dfc21eae20992c333e093252f7a1fce.jpg)
写真4 建設残土や廃土が運び込まれ、田圃は嵩上げされた。写真5・写真6の①田圃。2016年02月10日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8c/72c0b23bf9b375dc0da13c99363594aa.jpg)
写真5 水稲栽培の田圃①(写真6①)。建設残土・廃土で嵩上げされる前。2015年06月09日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/8b/03b198817b6ce3e7b4d6bdd61f5921dc.jpg)
写真6 里みちより低い田圃①。建設残土・廃土で嵩上げされる前。2014年12月21日
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筆者が歩く水稲単作兼業地域
県道全通から20数年
沿道の田圃はじょじょに非農業用地へ変わる
そのためは、県道や里みちより低い田圃は嵩上げが必要
これを解決するのが都市部などの建設残土
残土処理業者がダンプカーで運び込み埋める
ここ数年、12筆に運び込まれた
そのうち4筆が上の写真
地元の残土処理業者が農業委員会から農地一時転用の許可を得る
埋めた残土を既存作土で覆い田圃に戻す、これが農地一時転用
12筆のうち11筆は水稲栽培を継続
水稲栽培再開の田圃
葉色や茎丈にむらがあり、頭髪の虎刈り状態(写真1)
隣接田圃とは雲泥の差
まともに生長するには数年かかる
農地法の主旨、所有者であり耕作者である自作農の営農耕作意欲が問われる
そうは言っても、住宅、コンビニ、医療施設などへの需要は強い
自作農の一部は懐を痛めない嵩上げ、埋立てを考える
農業はしたくない、いつの日か高価で売れるように埋め立て、当分の間水稲を栽培
田圃はご先祖からの預かりもの、次世代へ渡すのが自分の使命と考えながらも
一方、残土処理業者は経営に好都合
まさに一挙両得、“いいところへお茶が沸いた”(弊ブログ2016年07月08日)
しかし、腑に落ちないところがある
土地改良、税金投入、農地解放、地租改正、社会資本などのキーワードが浮かぶ
引用・参考文献等:ショベルカー 田んぼにやって来た;弊ブログ2014年10月29日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県