おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか197 ユウガオ畑にKさん

2016年07月29日 03時37分08秒 | 農業

写真1 ユウガオ畑にKさん、右手に何やら持つ。ナスを囲むソルゴー(バンカープランツ)が見える


写真2 切りとったタマ(ユウガオの果実・フクベ)


写真3 キノコトリカマ・茸採り鎌でユウガオの芯(蔓の先端部)を切り止める。黄緑の新しい枝(蔓・茎)や葉が伸びている


写真4 使い込んだキノコトリカマ。量販店で購入


写真5 枯れたユウガオの葉。伸び始めた頃の水分不足で罹病

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 前方300m、ユウガオ畑にKさん、右手に何やら持つ(写真1)
 当畑では昨2015年11月27日、Kさんがトラクターでブロッコリー茎葉を作土に混ぜ込んでいた(弊ブログ2015年12月06日写真1・写真2
 約8ヵ月後、耕耘休閑を経てユウガオ実り(写真2)、Kさん作業(注1)
 現場に歩き着き、なに、なさってんですか
 次のよう

   ユウガオの芯(蔓の先端部)を切っている
   この作業をシンドメと呼ぶ
   枝(蔓・茎)の芯を止めないとタマ(ユウガオの果実・写真2)に栄養が行かない
   
   今年は最悪
   最初、枝が伸び始めたころ、水不足
   そのため、枝を伸ばしっぱなしにしたら塞がり、病気が出た(写真5)
   水不足で2番果、3番果がならない、量が少ない
   1番果はそこそこあった
   ふだんなら、水分吸って枝が伸び、これから5番果、6番果が出る頃
   水分不足でタマは固くなり剥けないものがある
   そのまま捨てるしかない

   “カンピョウは降るとき雨降んないと駄目”
   “6月の梅雨に、しっかり降ってくんないと駄目”

 注1 耕耘休閑については弊ブログ2016年07月23日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月17日 撮影地:栃木県下野市


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