

写真1(上)・写真2(下) 切りとったアサ・麻のハウチ・葉打ち。オキリボウチョウを使う酒巻さん

写真3 オキリボウチョウ(アサ切り包丁)。ボウチョウとも呼ぶ。酒巻さんは10本所持

写真4 シャクボウ(木製・手造り)。アサの茎を、まず6尺6寸(200㎝)に揃え、次に6尺4寸(194㎝)に揃える計測具
1寸≒3.03㎝。おにぎり2個、アサの上

写真5 アサを束に縛る奥様。ハウチの酒巻さん(写真1・写真2)。ハウチした6尺6寸(200㎝)のアサ(写真1・写真2)
ウラ(根元)をオシキリで切ってある

写真6 6尺4寸(194㎝)に切り揃えられたアサ束。6尺6寸アサ束(写真5)にシャクボウをあて、葉残る茎先をオシキリで切った
ユカケ・湯かけ(湯洗)するために

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43年ぶりのアサ・麻(弊ブログ2016年07月15日)
アサ畑では切りとった後、次のような作業が行なわれる
1.葉を落とす 当作業はハウチと呼ばれる(写真1・写真2)
オキリボウチョウ(アサ切り包丁・写真3)で葉を切り落とす
2.茎を6尺6寸(200㎝)に揃える(写真5)
シャクボウ(木製・手造り・写真4)をあて、オシキリで根元を切る
3.茎を6尺4寸(194㎝)に揃える(写真6)
茎を“ぐらん、ぐらんにたてたお湯”に入れるため短く切る
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月12日 撮影地:栃木県鹿沼市上永野

写真1 ネギ畑で草取りのTさん(白シャツ)、筆者に小麦饅頭をくださる

写真2 Eさんからいただいた小麦饅頭2個、神輿の担ぎ棒・脇棒の上。於:薬師寺2丁目の会所

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栃木県下野市薬師寺1丁目~6丁目の2016年07月17日
江戸時代から続く祇園祭・天王様の日(弊ブログ2016年07月13日)
ネギ畑で草とりのTさん(弊ブログ2015年09月25日の奥様)
祇園祭の話題になると、軽4輪運転席から小麦饅頭をとってきて筆者にくださる(写真1)
さらに、薬師寺生まれのTさん、次のようにご教示
当地は、かつて6月に小麦を刈った
その小麦粉を使い、祇園祭の日、女たちは饅頭を蒸かし、饂飩を打った
男たちは山・平地林へチタケをとりに行った
チタケは茄子と油で炒め、饂飩つゆの具にした
Eさんからも小麦饅頭をいただく(弊ブログ2016年01月16日のEさん)
その饅頭を、神輿の担ぎ棒・脇棒に載せて撮る(写真2)
撮り終えて道路端に戻ると齢重ねた男性が次のようにご教示
“この饅頭知ってるかい”
これを親戚や知人に“祭りに来ておくれ”と配った
薬師寺祇園祭の表徴食チタケ饂飩を知り、ハレの菓子小麦饅頭を味わう
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

写真1 麦(写真2の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。地力維持増進の肥料となる。いわゆる緑肥。2016年05月20日

写真2 ブロッコリー(写真1の前作物)収穫。筆者の影あり。2015年12月05日。その後、ブロッコリーの茎葉等をトラクターで作土の中に混ぜ込む
さらに、雑草繁茂防止などのために1~2回耕し、次作物・麦の播種まで空けておいた(耕耘休閑)。その麦は写真1の如し

写真3 緑肥としてソルゴー(写真4の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。2016年07月17日

写真4 収穫期のブロッコリー(写真3の前作物)。2015年12月05日。その後、写真2と同じようにブロッコリーの茎葉等を
トラクターで作土の中に混ぜ込み、耕耘休閑を経てソルゴーを播種。そのソルゴーは写真3の如し

写真5 緑肥として夏ソバ(写真6の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。2016年07月17日

写真6 生長中の秋ソバ(写真5の前作物)。2015年10月28日。その後、耕耘休閑を経て夏ソバを播種。そのソバは写真5の如し

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田や畑の地力を維持増進する方法は様々
その一つに立毛(収穫前の農作物)を切り倒して作土に混ぜる、いわゆる緑肥がある
具体的には麦とソルゴー、夏ソバの緑肥を見撮
麦とソルゴーはブロッコリー収穫後の耕耘休閑畑に播かれ、茎葉が柔らかい時期に緑肥となる(注1)
麦は5月に、ソルゴーは7月に作土に混ぜ込まれた(写真1・写真3)
夏ソバは秋ソバ跡の耕耘休閑畑に播かれ、結実の前、茎葉が柔らかい時期に緑肥となる(写真5)
耕しながら立毛を切り倒して作土に混ぜ込む作業はウナイコミ(うない込み)あるいはスキコミ(犂き込み)と云われる
現在、ウナイコミは少なくなり、化学肥料施肥が主流になっている
注1 耕耘休閑畑:収穫後、雑草繁茂、病害虫駆除、作土への酸素吸入などのために1~2回耕し、次作物の播種まで空けておく畑
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

写真1 魚をくわえるアオサギ。07:17:41 2016年07月21日(写真10まで同日)

写真2 ヒューム管に下りる。07:17:49

写真3 獲物・魚の第1回水洗い。07:17:58

写真4 07:17:59

写真5 獲物・魚の第2回水洗い。07:18:02

写真6 07:18:07

写真7 獲物・魚の第3回水洗い。07:18:12

写真8 07:18:13

写真9 07:18:14

写真10 獲物・魚を飲み込む。07:18:24

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獲物水洗いは、これまでチュウサギとカワウで見撮(弊ブログ2016年03月24日・05月08日・05月20日)
新たにアオサギの獲物水洗いを見撮
アオサギ、カワウ、ゴイサギ、コサギなどが魚を狙っている沼井公園
アオサギがみごとに魚を獲り、3回水洗いして飲み込む(写真1~写真10)
1分弱、43秒の獲食行動
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市桜田