アブダビGP－金曜フリー走行

間もなく日が沈もうとするアブダビのヤス・マリーナ・サー

キットにて、27日（金）日本時間22時から2015年FIA F1世

界選手権第19戦アブダビGP金曜フリー走行2回目が実施

された。



日中に行われた初回のセッションではハミルトンとロズベル

グのメルセデス勢が1-2を決めた。フェラーリのライコネンが

3番手に続いている。

セッション開始時の天候は晴れ、気温29℃、路面温度は初

回セッション開始時より10℃下がって26℃、湿度67％のドラ

イコンディションだった。

ピットレーン出口に青信号が灯ると、フェラーリのベッテルが

先陣を切り、チームクルーの誕生日を祝う歌をイタリア語で

歌いながらインストレーションラップを行った。

そのままタイム計測が始まり、ライコネンとベッテルがタイム

シートの上位に立つも、後から指導したロズベルグが4番手

につけ、ベッテルのタイムは5番手に後退した。

その後ハミルトンが全体の最速タイムを更新。

空の暗さが増すとともにほの白い照明の光が目立つように

なっていく。リカルドが2番手、ベッテルが3番手タイムを計測

する頃には他の陣営もスーパーソフトタイヤを投入し、トップ

にロズベルグ、0.138秒遅れでハミルトンが続く。

セッションの折り返し時点では路面温度が25℃になっていた。

フォース・インディアのペレスが3番手に飛び込み、トップ5は

ロズベルグ、ハミルトン、ペレス、リカルド、ベッテルというオー

ダー。

終盤はロングランに取り組むマシンが多く、タイムシートに大

きな変動は見られない。

トラブルに見舞われたサインツとペレス以外の全員がチェッカ

ーフラッグまでプログラムを進め、ロズベルグがこのセッション

のトップに立っている。2番手ハミルトン以下、ペレス、リカルド、

ベッテルが上位に名を連ねた。

マクラーレン・ホンダのアロンソが9番手に入り、バトンは16番

手で初日の作業を終えた。

エンジンパワーがものをいうアブダビGPですが、アロンソの9

番手は、予選Q3進出を期待させます。

頑張って！