通称カタロニア・サーキットとして知られるシルク
イート・デ・バルセロナ。カタルーニャにて12日
(金)、2017年FIA F1世界選手権第5戦スペイン
GP金曜フリー走行2回目が実施され、初回セッ
ション同様にメルセデスが1-2で締めくくった。トッ
プタイムをマークしたのはハミルトンで、2番手に
ボッタスが続いている。
フリー走行1回目でもメルセデスコンビはライバル
勢に1秒近いギャップをつけ、ハミルトンとボッタス
の順でタイムシート上位を独占。2人の差はわず
かに0.029秒しかない。フェラーリはライコネンが
0.935秒遅れの3番手、ベッテルは1.079秒離され
て4番手だった。
晴れ間が広がるカタロニア・サーキットは気温
25℃、路面温度44℃、湿度32%のドライコンディ
ション。セッションスタートと同時にハースF1のマ
グヌッセンとルノーのパーマーがコースに向か
い、もう1台のハースF1を駆るグロージャンと
フォース・インディア勢が加わった後、徐々に走行
プログラムを開始するドライバーが増えていく。ど
の陣営もインストレーションラップから直接タイム
計測に移行しており、開始から20分弱で19台のタ
イムが出揃った。
序盤の走行プランを終えて各車がピットに戻った
時点でトップに立っていたのは1分23秒062をマー
クしたボッタス。0.081秒の接戦で2番手にはライコ
ネンが控え、ハミルトンが3番手に続くもチームメ
イトからは0.557秒遅れている。
唯一、コースにすら出られなかったのがマクラー
レンのアロンソだ。アロンソは初回セッションの走
り出しでオイル漏れのトラブルに見舞われ、1周を
完了できずにマシンを降りている。チームはパ
ワーユニットの交換を決断し、フリー走行2回目が
始まってしばらくは作業を続けていたが、開始か
ら26分ほど経過した頃にようやくガレージを出
発。2周のシステムチェックを終えてタイムを計測
することなくピットに引き上げた。
セッションが始まって30分が経とうというところで
ベッテルがソフトタイヤに切り替えると、ライバル
たちも相次いで柔らかいコンパウンドを投入。一
気にタイムが削られ、ハミルトンとボッタスのメル
セデス勢が揃って1分20秒台に入れる。フェラーリ
コンビも0.3秒から0.4秒差のタイムを刻んだが、1
分21秒台にとどまっている。
セッション後半はレースを想定したロングランが
中心となり、タイムシートには目立った変化が見
られなくなった。メルセデスが1分25秒半ばから後
半のペースを発揮する一方、フェラーリはピットと
コースを往復しており、明確なパフォーマンスが
見えにくい。
残り時間が30分を切った頃、サインツがステアリ
ングを握るトロ・ロッソマシンから一部パーツが外
れてしまい、ターン9付近に発生したデブリを撤去
するため、一時的に赤旗が振られた。サインツは
縁石に強くヒットしてしまったようだ。セッションは3
分ほどで再開されている。
どのチームもレースシュミレーションに集中し、終
了間際にはボッタスやベッテルがコースオフを喫する
場面があったものの、大きなトラブルはなく
セッション終了の時を迎えた。タイムシート最上位
で初日を締めくくったのは1分20秒802をたたき出
したハミルトン。0.090秒差でボッタスが2番手につ
け、ライコネンとベッテルのフェラーリ勢が3番手と
4番手だった。
マクラーレンはバンド―ルンが13番手、アロンソ
は20番手のタイムを残している。
アロンソには相変わらずトラブルが続いたものの、
バンドールンはトラブルフリーで60周を完了
しています。
アロンソには、早くに、気持ち良く走らせてあげた
いですね!
イート・デ・バルセロナ。カタルーニャにて12日
(金)、2017年FIA F1世界選手権第5戦スペイン
GP金曜フリー走行2回目が実施され、初回セッ
ション同様にメルセデスが1-2で締めくくった。トッ
プタイムをマークしたのはハミルトンで、2番手に
ボッタスが続いている。
フリー走行1回目でもメルセデスコンビはライバル
勢に1秒近いギャップをつけ、ハミルトンとボッタス
の順でタイムシート上位を独占。2人の差はわず
かに0.029秒しかない。フェラーリはライコネンが
0.935秒遅れの3番手、ベッテルは1.079秒離され
て4番手だった。
晴れ間が広がるカタロニア・サーキットは気温
25℃、路面温度44℃、湿度32%のドライコンディ
ション。セッションスタートと同時にハースF1のマ
グヌッセンとルノーのパーマーがコースに向か
い、もう1台のハースF1を駆るグロージャンと
フォース・インディア勢が加わった後、徐々に走行
プログラムを開始するドライバーが増えていく。ど
の陣営もインストレーションラップから直接タイム
計測に移行しており、開始から20分弱で19台のタ
イムが出揃った。
序盤の走行プランを終えて各車がピットに戻った
時点でトップに立っていたのは1分23秒062をマー
クしたボッタス。0.081秒の接戦で2番手にはライコ
ネンが控え、ハミルトンが3番手に続くもチームメ
イトからは0.557秒遅れている。
唯一、コースにすら出られなかったのがマクラー
レンのアロンソだ。アロンソは初回セッションの走
り出しでオイル漏れのトラブルに見舞われ、1周を
完了できずにマシンを降りている。チームはパ
ワーユニットの交換を決断し、フリー走行2回目が
始まってしばらくは作業を続けていたが、開始か
ら26分ほど経過した頃にようやくガレージを出
発。2周のシステムチェックを終えてタイムを計測
することなくピットに引き上げた。
セッションが始まって30分が経とうというところで
ベッテルがソフトタイヤに切り替えると、ライバル
たちも相次いで柔らかいコンパウンドを投入。一
気にタイムが削られ、ハミルトンとボッタスのメル
セデス勢が揃って1分20秒台に入れる。フェラーリ
コンビも0.3秒から0.4秒差のタイムを刻んだが、1
分21秒台にとどまっている。
セッション後半はレースを想定したロングランが
中心となり、タイムシートには目立った変化が見
られなくなった。メルセデスが1分25秒半ばから後
半のペースを発揮する一方、フェラーリはピットと
コースを往復しており、明確なパフォーマンスが
見えにくい。
残り時間が30分を切った頃、サインツがステアリ
ングを握るトロ・ロッソマシンから一部パーツが外
れてしまい、ターン9付近に発生したデブリを撤去
するため、一時的に赤旗が振られた。サインツは
縁石に強くヒットしてしまったようだ。セッションは3
分ほどで再開されている。
どのチームもレースシュミレーションに集中し、終
了間際にはボッタスやベッテルがコースオフを喫する
場面があったものの、大きなトラブルはなく
セッション終了の時を迎えた。タイムシート最上位
で初日を締めくくったのは1分20秒802をたたき出
したハミルトン。0.090秒差でボッタスが2番手につ
け、ライコネンとベッテルのフェラーリ勢が3番手と
4番手だった。
マクラーレンはバンド―ルンが13番手、アロンソ
は20番手のタイムを残している。
アロンソには相変わらずトラブルが続いたものの、
バンドールンはトラブルフリーで60周を完了
しています。
アロンソには、早くに、気持ち良く走らせてあげた
いですね!