20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

イタリアGP-決勝

2017-09-04 21:02:31 | F1レース
前日の雨雲がすっかり姿を消した快晴のモン

ツァ・サーキットで3日(日)2017年FIA F1世界選

手権第13戦イタリアGP決勝レースが開催され、メ

ルセデスのハミルトンが優勝した。





ウエットコンディションで行われた予選はQ1途中

にハースF1のグロージャンがクラッシュを喫して

赤旗が振られ、その後、コンディションの回復を待

つため2時間半に渡って中断が続いた。再開後も

雨は降り続き、難しい状況ながら1分35秒554の

ポールタイムをたたき出したハミルトンが歴代最

多記録となる69回目のポールポジションを獲得。

2番手と3番手にはレッドブルのフェルスタッペンと

リカルドが並んだ。



ただ、レッドブル勢はギアボックスとエンジン交換

に伴うペナルティが決まっており、他にマクラーレ

ンのアロンソ、トロ・ロッソのサインツ、ルノーの

ヒュルケンベルグとパーマーも予選までにグリッド

降格が確定していた。



さらに予選を終えてフォース・インディアのペレス

とグロージャンがギアボックス交換による処分を受け、

予選トップ10入りを果たしながらもQ3でパ

ワーロスに見舞われたマクラーレンのバンドール

ンがエンジンコンポーネントを交換してレースに挑

むことになり、合計25グリッド降格処分を科せら

れている。



全長5.793kmを誇るモンツァ・サーキットにはフェ

ラーリファンの"ティフォシ"が大集結し、気温

29℃、路面温度37℃、湿度49%のドライコンディ

ションで、53周で争う決勝レースのスタート時刻を

迎える。



スタートでやや出遅れたハミルトンは2番手スター

トのストロールにプレッシャーをかけに行き、前を

塞がれる格好となったストロールはターン1でオコ

ンに先行を許す。ハミルトンがリードをキープして

オコンが2番手に上がり、ストロール、ボッタス、ラ

イコネンの順で通過していった。



その後、ライコネンがボッタスのスリップに入って

オーバーテイクを仕掛け、フィンランド対決はライ

コネンに軍配が上がるも、最終コーナーの立ち上

がりからボッタスが加速してライコネンに並び、ス

トレートで優位に立つと追い抜きを成功させてポ

ジションを取り戻している。ボッタスはさらにスト

ロールとオコンも料理して2番手に上がり、早々に

メルセデスが1-2態勢を築いた。



13番手スタートのフェルスタッペンが一気に5つポ

ジションを上げて8番手に浮上するなど、ペナル

ティを受けて後方スタートとなった面々がオープ

ニングラップでポジションアップを果たしている。

ただ、フェルスタッペンはオーバーテイクを仕掛け

てきたマッサにぶつけられ、パンクチャーを抱え

て緊急ピットインを強いられた。タイヤとフロントウ

イングを交換したフェルスタッペンは最下位の位

置でコースに戻っている。マッサとフェルスタッペ

ンの一件はスチュワードの審議を受けたが、レー

シングインシデントと判断されてお咎めなしの判

断が下された。



メルセデスについていきたいフェラーリのベッテルは

ストロールを料理した後、8周目に入るタイミン

グでオコンに勝負を挑み、サイド・バイ・サイドから

先行して3番手に浮上している。ベッテルに追い

抜かれはしたものの、好パフォーマンスを見せる

オコンとストロールはそこから長く厳しい接近戦を

展開していく。



上位勢で最初に動いたのはフェラーリ。16周目に

ライコネンをピットに呼び入れ、ソフトタイヤを履か

せてコースへと送り出す。オコンとストロールのバ

トルに付き合う格好となっていたライコネンが先

手を打ったようだ。それを見てか、フォース・イン

ディアも次のラップにオコンのタイヤ交換を済ま

せ、さらに翌周にはストロールもフレッシュタイヤ

に切り替えた。



3人がタイヤを交換し終えた時点でオコン、ライコ

ネン、ストロールのオーダーとなり、しばらくは3台

の攻防戦が続いたが、26周目にライコネンが追

い抜きを成功させると、再びオコンとストロールの

ルーキー対決に。後にストロールの僚友マッサが

加わり、メルセデスエンジンを積む2チームが激し

いバトルを繰り広げた。



独走状態に入っていたメルセデスは32周目の終

わりにハミルトンのピットストップを実施。ハミルト

ンがソフトタイヤに交換した次のラップでボッタス

もタイヤ交換を済ませている。この時点でスタート

と同じタイヤを履き続けていたのはリカルドのみ。

リカルドはその後、ハミルトンが38周目に入るタイ

ミングまで第1スティントを引っ張り、ソフトから

スーパーソフトに履き替えて第2スティントをス

タートさせた。



ライコネンの後方5番手の位置で隊列に戻ったリ

カルドはフレッシュタイヤの利点を生かしてフェ

ラーリマシンを追い詰め、まずはライコネンを料

理して4番手に上がると、1秒弱速いラップタイム

を刻みながら表彰台圏内にいるベッテルに迫っ

ていく。残り3周を切って2人のギャップは4.2秒と

なったが、逆転は不可能と見たのかリカルドは

ペースを緩めてしまった。



ハミルトンがトップチェッカーを受ける頃、オコンを

追いかけていたウィリアムズ勢がもう一台の

フォース・インディアを駆るペレスの追い上げを受

け、ストロールの後方につけていたマッサがチー

ムメイトを追い抜こうと試みるも、結局、ポジション

は変わらずに順位が決している。



ファステストラップはリカルドに譲ったものの、

ポール・トゥ・ウインを飾ったハミルトンに続き、

チームメイトのボッタスが2位でゴールしてメルセ

デスが1-2フィニッシュを達成した。ベッテルが3位

に入り、熱戦を見守ったティフォシに表彰台をプレ

ゼントしている。



4位以下、入賞はリカルド、ライコネン、オコン、ス

トロール、マッサ、ペレス、フェルスタッペンだっ

た。



マクラーレンはバンドールンが34周目にパワーロ

スを訴えてリタイアし、アロンソは完走を目指して

いたものの、2周を残してチームからリタイアの指

示が出たため、チェッカーを受けることなくガレー

ジにマシンを収めている。アロンソは17位完走扱

いとなった。



マクラーレン・ホンダ、バンド―ルンもエンジンコン

ポーネントを交換して25グリッド降格。

マクラーレンとホンダ、袂を分けるかもしれません。





コメント
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