現地時間21日(土)、アメリカ・テキサス州オース
ティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2017年
FIA F1世界選手権第17戦US GP予選が実施さ
れ、メルセデスのハミルトンがポールポジションを
獲得した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ae/bb9914e85727c0196f764aa0736b5ec9.jpg)
3回のフリー走行もすべてハミルトンがトップタイム
を刻み、フェラーリとレッドブルが追いかける格好
となったが、土曜フリー走行ではフェラーリの2台も
メルセデスと同じく1分34秒台に入れており、予選
では僅差のバトルになると予想された。
ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイ
ヤ3種類が用意されたオースティンではウルトラソ
フトタイヤのライン色がいつもの紫ではなくピンク
色で彩られている。これは乳がんの知識啓発運
動"ピンクリボン"活動を支援したもの。予選Q3用
タイヤとしてウルトラソフトの1セットを確保するよう
義務付けられている。
予選を前に、エンジンペナルティを受けたドライ
バーが複数おり、今週末がグランプリデビューと
なったトロ・ロッソのブレンドン・ハートリーは25グ
リッド降格、ルノーのヒュルケンベルグが20グリッド
降格、今季8基目のICEを投入したマクラーレンの
バンドールンは5グリッド降格、さらにレッドブルの
フェルスタッペンが15グリッド降格の処分を科せら
れた。
土曜フリー走行終了から、いつものスケジュール
よりも2時間遅く始まった予選は気温31℃、路面温
度38℃、湿度47%のドライコンディション。ピット
レーンの信号が青に変わると、マレーシアと日本
のレースを欠場し、久々の予選セッションに臨むト
ロ・ロッソのクビアトが真っ先にコースに入り、ザウ
バー勢が後に続いた。
メルセデスとフェラーリの4台はスーパーソフトを使
い、レッドブル勢はウルトラソフトを投入。トラフィッ
クにはまってうまくスペースを見いだせないドライ
バーが多かったが、ハミルトンが1分34秒822を
マークしてトップに立ち、0.077秒の僅差でフェルス
タッペンが2番手に並ぶ。序盤のアタックではウィリ
アムズのマッサやマクラーレンのアロンソらがトッ
プ10に名を連ね、レッドブルのリカルドは10番にと
どまっている。
Q1終盤のアタックには11番手以下のドライバーの
みが参加し、最後にルノーのサインツが5番手タイ
ムを刻んで大きくポジションを上げた。
Q2進出のボーダーラインである15番手と16番手に
はグロージャン(ハースF1)とエリクソン(ザウ
バー)が並び、2人のギャップはわずかに0.007秒し
かなかったが、エリクソンはQ1敗退となり、他にス
トロール(ウィリアムズ)、ハートリー、ウェーレイン
(ザウバー)、マグヌッセン(ハースF1)がQ1で予選
順位を確定させている。
15分間で争われたQ2はメルセデスコンビが最初
にガレージを出発。Q1をスーパーソフトで乗り切っ
たハミルトンとボッタスはここでウルトラソフトを投
入した。少し遅れてレッドブルやフェラーリ陣営も
動き出し、グリッド降格が確定しているフェルスタッ
ペンはQ2のアタックにスーパーソフトを使ってい
る。
序盤はエンジンペナルティを受けるヒュルケンベ
ルグ以外がタイムを刻み、ハミルトンが1分33秒
560をたたき出してタイムシート最上位につける
と、ボッタスも1分33秒台に乗せてメルセデスが
1-2体勢を築いた。3番手に食い込んだベッテルは
ハミルトンに0.8秒以上の差をつけられている。
ルノーはグリッド降格が決まっているヒュルケンベ
ルグのタイヤを温存するため、Q2への参加を見
送った。レッドブル勢は終盤のアタックに加わら
ず、リカルドとフェルスタッペン共にガレージで戦
況を見守っている。
ハミルトンが1分33秒437をたたき出したQ2で予選
を終えることになったのは11番手だったマッサほ
か、クビアト、バンドールン(マクラーレン)、グロー
ジャン、タイムを残していないヒュルケンベルグ
だ。
ポールシッターの決するQ3はオコンを先頭にメル
セデス勢が続いてコースイン。ルノーのサインツ以
外、9名がタイムを刻み、1分33秒108をたたき出し
たハミルトンがまたもトップに立ち、ボッタスが2番
手、ライコネンが3番手につけた。ハミルトンは僚
友ボッタスにさえ0.460秒のギャップを築いており、
盤石の状態でファイナルアタックへと臨んでいる。
フェラーリを駆るベッテルが1分33秒347を刻むも、
ハミルトンには届かず2番手にとどまる。ハミルトン
自身はベストタイムを更新できなかったが、3番手
のボッタスも自己ベストを塗り替えられず、ハミル
トンがポールポジション獲得を決めた。
4番手にリカルドが食い込み、5番手にライコネン、
フェルスタッペン、オコン、サインツ、アロンソ、
フォース・インディアのペレスが10番手につけてい
る。フェルスタッペンはエンジンペナルティで降格
するため、オコン以下のドライバーはスタート位置
が繰り上げる見込みだ。
マクラーレン・ホンダ、2台ともQ3進出は行きませ
んでしたが、アロンソが9番手、フェルスタッペンが
15グリッド降格のため、8番手スタート。
決勝が楽しみですね!
ティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2017年
FIA F1世界選手権第17戦US GP予選が実施さ
れ、メルセデスのハミルトンがポールポジションを
獲得した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ae/bb9914e85727c0196f764aa0736b5ec9.jpg)
3回のフリー走行もすべてハミルトンがトップタイム
を刻み、フェラーリとレッドブルが追いかける格好
となったが、土曜フリー走行ではフェラーリの2台も
メルセデスと同じく1分34秒台に入れており、予選
では僅差のバトルになると予想された。
ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイ
ヤ3種類が用意されたオースティンではウルトラソ
フトタイヤのライン色がいつもの紫ではなくピンク
色で彩られている。これは乳がんの知識啓発運
動"ピンクリボン"活動を支援したもの。予選Q3用
タイヤとしてウルトラソフトの1セットを確保するよう
義務付けられている。
予選を前に、エンジンペナルティを受けたドライ
バーが複数おり、今週末がグランプリデビューと
なったトロ・ロッソのブレンドン・ハートリーは25グ
リッド降格、ルノーのヒュルケンベルグが20グリッド
降格、今季8基目のICEを投入したマクラーレンの
バンドールンは5グリッド降格、さらにレッドブルの
フェルスタッペンが15グリッド降格の処分を科せら
れた。
土曜フリー走行終了から、いつものスケジュール
よりも2時間遅く始まった予選は気温31℃、路面温
度38℃、湿度47%のドライコンディション。ピット
レーンの信号が青に変わると、マレーシアと日本
のレースを欠場し、久々の予選セッションに臨むト
ロ・ロッソのクビアトが真っ先にコースに入り、ザウ
バー勢が後に続いた。
メルセデスとフェラーリの4台はスーパーソフトを使
い、レッドブル勢はウルトラソフトを投入。トラフィッ
クにはまってうまくスペースを見いだせないドライ
バーが多かったが、ハミルトンが1分34秒822を
マークしてトップに立ち、0.077秒の僅差でフェルス
タッペンが2番手に並ぶ。序盤のアタックではウィリ
アムズのマッサやマクラーレンのアロンソらがトッ
プ10に名を連ね、レッドブルのリカルドは10番にと
どまっている。
Q1終盤のアタックには11番手以下のドライバーの
みが参加し、最後にルノーのサインツが5番手タイ
ムを刻んで大きくポジションを上げた。
Q2進出のボーダーラインである15番手と16番手に
はグロージャン(ハースF1)とエリクソン(ザウ
バー)が並び、2人のギャップはわずかに0.007秒し
かなかったが、エリクソンはQ1敗退となり、他にス
トロール(ウィリアムズ)、ハートリー、ウェーレイン
(ザウバー)、マグヌッセン(ハースF1)がQ1で予選
順位を確定させている。
15分間で争われたQ2はメルセデスコンビが最初
にガレージを出発。Q1をスーパーソフトで乗り切っ
たハミルトンとボッタスはここでウルトラソフトを投
入した。少し遅れてレッドブルやフェラーリ陣営も
動き出し、グリッド降格が確定しているフェルスタッ
ペンはQ2のアタックにスーパーソフトを使ってい
る。
序盤はエンジンペナルティを受けるヒュルケンベ
ルグ以外がタイムを刻み、ハミルトンが1分33秒
560をたたき出してタイムシート最上位につける
と、ボッタスも1分33秒台に乗せてメルセデスが
1-2体勢を築いた。3番手に食い込んだベッテルは
ハミルトンに0.8秒以上の差をつけられている。
ルノーはグリッド降格が決まっているヒュルケンベ
ルグのタイヤを温存するため、Q2への参加を見
送った。レッドブル勢は終盤のアタックに加わら
ず、リカルドとフェルスタッペン共にガレージで戦
況を見守っている。
ハミルトンが1分33秒437をたたき出したQ2で予選
を終えることになったのは11番手だったマッサほ
か、クビアト、バンドールン(マクラーレン)、グロー
ジャン、タイムを残していないヒュルケンベルグ
だ。
ポールシッターの決するQ3はオコンを先頭にメル
セデス勢が続いてコースイン。ルノーのサインツ以
外、9名がタイムを刻み、1分33秒108をたたき出し
たハミルトンがまたもトップに立ち、ボッタスが2番
手、ライコネンが3番手につけた。ハミルトンは僚
友ボッタスにさえ0.460秒のギャップを築いており、
盤石の状態でファイナルアタックへと臨んでいる。
フェラーリを駆るベッテルが1分33秒347を刻むも、
ハミルトンには届かず2番手にとどまる。ハミルトン
自身はベストタイムを更新できなかったが、3番手
のボッタスも自己ベストを塗り替えられず、ハミル
トンがポールポジション獲得を決めた。
4番手にリカルドが食い込み、5番手にライコネン、
フェルスタッペン、オコン、サインツ、アロンソ、
フォース・インディアのペレスが10番手につけてい
る。フェルスタッペンはエンジンペナルティで降格
するため、オコン以下のドライバーはスタート位置
が繰り上げる見込みだ。
マクラーレン・ホンダ、2台ともQ3進出は行きませ
んでしたが、アロンソが9番手、フェルスタッペンが
15グリッド降格のため、8番手スタート。
決勝が楽しみですね!