29日(金)、レッドブル・リンクで2019年FIA F1世界選手権第9戦オーストリアGP金曜フリー走行2回目が実施され、フェラーリのルクレールが最速タイムを記録した。
快晴に恵まれた初日、最初のフリー走行ではメルセデスのハミルトンがトップタイムを記録しており、ソフトタイヤを履いて1分04秒838をマーク。2番手にフェラーリのベッテル、もう1台のメルセデスを駆るボッタスが3番手だった。
ピレリはシュピールベルクの週末にC2からC4のドライタイヤを持ち込み、初回セッションの時点で3種類すべてのコンパウンドが登場している。初日後半のセッションは気温30℃、路面温度51.9℃、湿度21.8%のドライコンディションで始まり、ハースF1の2台を先頭にトロ・ロッソのアルボンも開始早々にインストレーションラップを完了してプログラムに取り掛かった。
アルボンがソフトタイヤで始動した一方、ハースF1はグロージャンがミディアム、マグヌッセンがハードタイヤを試し、マクラーレンとアルファロメオ・レーシングも2台がタイヤを分けて走り始めたほか、レーシング・ポイントは2台ともミディアムの評価に励んでいる。
フェラーリはベッテルにハード、ルクレールにミディアムのコンパウンドを履かせてコースに送り出し、メルセデスもまた2台が別々のタイヤセットを装着してガレージを出発。20台のタイムが出そろった時点でトップには1分05秒558を刻んでいたルクレールが立ち、0.3秒差でベッテルが2番手、3番手につけていたのはハミルトンだ。
レッドブル勢はいずれもミディアムタイヤで走行プログラムをスタートさせたが、ガスリーがコースを飛び出して黄旗が振られる場面があった。ランオフエリアを通り、芝生を抜けてコースに復帰したガスリーは走行を再開しており、大きなダメージはなかったようだ。
その後、ボッタスが1分05秒417をマークして最速タイムを更新し、ハードタイヤを履くハミルトンが徐々にペースを上げて3回目のアタックで相棒から0.112秒差の2番手に浮上している。
各車がそれぞれの作業を進める中、セッション開始から35分ほどが経過したタイミングでレッドブルのフェルスタッペンがクラッシュ。下り坂でスピードに乗りすぎた様子のフェルスタッペンはリアを失ってスピンを喫し、進行方向と逆を向いたままリアからバリアに激突してマシンを降りた。フェルスタッペン自身にケガはないものの、マシンはリアウイングに加えて右リアサスペンションにもダメージが確認されており、ギアボックスを交換する必要性も伝えられている。
フェルスタッペンのクラッシュによってセッションは赤旗中断となり、約7分後に解除された。
セッションが再開されると、ソフトタイヤを履いた各車がコースになだれ込み、予選シミュレーションが中断していたドライバーや、新たに柔らかいコンパウンドに切り替えたドライバーでにぎわうも、今度はボッタスがクラッシュを喫して再び赤旗中断に・・・。
ボッタスはターン6を曲がりきれず、リアをふらつかせながらコースを飛び出してしまい、グラベルに乗り上げて高速状態でタイヤウオールに突進した。マシンはフロント部分など損傷が激しいものの、ボッタスにケガはない様子。セッション前半のトップタイムを刻んでいたボッタスはソフトタイヤでクイックラップに臨むところだったが、初日の走行はこの時点で終了となった。
時計が残り36分を切ると同時にセッションが再開され、ピットレーンに列をなしていたマシンがコースに入り、アウトラップからクイックラップへと移っていく。ところが、今度はベッテルがリアのコントロールを失ってスピンを喫してしまった。幸い、ベッテルはウオールとの接触を免れ、グラベルを通ってコースに復帰したものの、タイヤは激しく傷んでおり、スロー走行でピットへの帰還を果たしている。
その間、ルクレールが1分05秒フラットを刻んでトップタイムを更新。さらにガスリーがトップに0.401秒差の3番手に飛び込んだ。クイックラップのタイミングを逃したハミルトンはロングランに切り替え、ソフトタイヤで1分08秒台から1分09秒台のペースを維持して周回を重ねた後、ハードタイヤに戻してさらに周回数を伸ばしている。
ルクレールがトップのまま終了したセッションの最速タイムは1分05秒086。クラッシュを喫したボッタスが2番手、ガスリーが3番手に入り、ハミルトンは4番手だった。
クラッシュにより遡行時間を失ったレッドブルのフェルスタッペンはそれ以前に残していたタイムが9番手となり、トロ・ロッソのアレキサンダー・アルボンとダニール・クビアトは13番手と15番手のタイムを残している。
ホンダPU勢、レッドブル・ホンダのガスリーは3番手ですが、フェルスタッペンがクラッシュ、幸いすぐに修復できそうですが、トロ・ロッソ・ホンダ勢も厳しい状況なので、予選の結果が心配ですね!
快晴に恵まれた初日、最初のフリー走行ではメルセデスのハミルトンがトップタイムを記録しており、ソフトタイヤを履いて1分04秒838をマーク。2番手にフェラーリのベッテル、もう1台のメルセデスを駆るボッタスが3番手だった。
ピレリはシュピールベルクの週末にC2からC4のドライタイヤを持ち込み、初回セッションの時点で3種類すべてのコンパウンドが登場している。初日後半のセッションは気温30℃、路面温度51.9℃、湿度21.8%のドライコンディションで始まり、ハースF1の2台を先頭にトロ・ロッソのアルボンも開始早々にインストレーションラップを完了してプログラムに取り掛かった。
アルボンがソフトタイヤで始動した一方、ハースF1はグロージャンがミディアム、マグヌッセンがハードタイヤを試し、マクラーレンとアルファロメオ・レーシングも2台がタイヤを分けて走り始めたほか、レーシング・ポイントは2台ともミディアムの評価に励んでいる。
フェラーリはベッテルにハード、ルクレールにミディアムのコンパウンドを履かせてコースに送り出し、メルセデスもまた2台が別々のタイヤセットを装着してガレージを出発。20台のタイムが出そろった時点でトップには1分05秒558を刻んでいたルクレールが立ち、0.3秒差でベッテルが2番手、3番手につけていたのはハミルトンだ。
レッドブル勢はいずれもミディアムタイヤで走行プログラムをスタートさせたが、ガスリーがコースを飛び出して黄旗が振られる場面があった。ランオフエリアを通り、芝生を抜けてコースに復帰したガスリーは走行を再開しており、大きなダメージはなかったようだ。
その後、ボッタスが1分05秒417をマークして最速タイムを更新し、ハードタイヤを履くハミルトンが徐々にペースを上げて3回目のアタックで相棒から0.112秒差の2番手に浮上している。
各車がそれぞれの作業を進める中、セッション開始から35分ほどが経過したタイミングでレッドブルのフェルスタッペンがクラッシュ。下り坂でスピードに乗りすぎた様子のフェルスタッペンはリアを失ってスピンを喫し、進行方向と逆を向いたままリアからバリアに激突してマシンを降りた。フェルスタッペン自身にケガはないものの、マシンはリアウイングに加えて右リアサスペンションにもダメージが確認されており、ギアボックスを交換する必要性も伝えられている。
フェルスタッペンのクラッシュによってセッションは赤旗中断となり、約7分後に解除された。
セッションが再開されると、ソフトタイヤを履いた各車がコースになだれ込み、予選シミュレーションが中断していたドライバーや、新たに柔らかいコンパウンドに切り替えたドライバーでにぎわうも、今度はボッタスがクラッシュを喫して再び赤旗中断に・・・。
ボッタスはターン6を曲がりきれず、リアをふらつかせながらコースを飛び出してしまい、グラベルに乗り上げて高速状態でタイヤウオールに突進した。マシンはフロント部分など損傷が激しいものの、ボッタスにケガはない様子。セッション前半のトップタイムを刻んでいたボッタスはソフトタイヤでクイックラップに臨むところだったが、初日の走行はこの時点で終了となった。
時計が残り36分を切ると同時にセッションが再開され、ピットレーンに列をなしていたマシンがコースに入り、アウトラップからクイックラップへと移っていく。ところが、今度はベッテルがリアのコントロールを失ってスピンを喫してしまった。幸い、ベッテルはウオールとの接触を免れ、グラベルを通ってコースに復帰したものの、タイヤは激しく傷んでおり、スロー走行でピットへの帰還を果たしている。
その間、ルクレールが1分05秒フラットを刻んでトップタイムを更新。さらにガスリーがトップに0.401秒差の3番手に飛び込んだ。クイックラップのタイミングを逃したハミルトンはロングランに切り替え、ソフトタイヤで1分08秒台から1分09秒台のペースを維持して周回を重ねた後、ハードタイヤに戻してさらに周回数を伸ばしている。
ルクレールがトップのまま終了したセッションの最速タイムは1分05秒086。クラッシュを喫したボッタスが2番手、ガスリーが3番手に入り、ハミルトンは4番手だった。
クラッシュにより遡行時間を失ったレッドブルのフェルスタッペンはそれ以前に残していたタイムが9番手となり、トロ・ロッソのアレキサンダー・アルボンとダニール・クビアトは13番手と15番手のタイムを残している。
ホンダPU勢、レッドブル・ホンダのガスリーは3番手ですが、フェルスタッペンがクラッシュ、幸いすぐに修復できそうですが、トロ・ロッソ・ホンダ勢も厳しい状況なので、予選の結果が心配ですね!