多くのチームが本拠地とするイギリスのシルバーストーン
・サーキットにて、3日(金)日本時間22時から2015年FIA
F1世界選手権第9戦イギリスGP金曜フリー走行2回目が
実施された。
現地午前に実施された1回目のフリー走行ではメルセデ
スのロズベルグがハイドロプレッシャー低下によって走行
を中断し、チームメイトのハミルトンがタイムシートの頂点
に君臨していたものの、終盤にプログラムを再開したロズ
ベルグが相棒に0.070秒差をつけてトップに立った。
2回目のセッション開始時の天候は晴れ、気温23℃、路面
温度46℃、湿度38%のコンディションだった。
序盤に上位につけたのはやはりメルセデスコンビ。フォー
ス・インディアのヒュルケンベルグが3番手に並び、ベッテ
ル(フェラーリ)、サインツ(トロ・ロッソ)がトップ5に入ってい
た。
ロータスのグロージャンがグラベルに突っ込んでマシンを
止めた。マシン撤去のために赤旗が振られ、5分足らずの
中団を経て解除されている。
セッション再開後、全員のタイムがそろった後の上位勢は
ハミルトン、クビアト(レッドブル)、ロズベルグ、ベッテル、
ヒュルケンベルグという形に落ち着いた。
初日の作業時間もあとわずかを残すばかりになったコー
ス上にはほとんどすべてのマシンが集結し、予選やレース
に向けた準備作業に励んだ。
このセッションのトップタイムはロズベルグが中盤に記録、
2番手ライコネン以降、ベッテル、ハミルトン、クビアトが上
位に名を連ねた。
マクラーレン・ホンダのアロンソはトップと2.576秒差の15
番手、バトンは同3.041秒差の17番手だった。
マクラーレン・ホンダ、一歩一歩進んでいます。