夜の街に浮かび上る光の道、シンガポール市街地サーキ
ットにて、20日(日)日本時間21時から2015年FIA F1世界
選手権第13戦シンガポールGP決勝が行われた。
前日の土曜日に実施された予選の結果、フロントローが定
位置だったメルセデス勢は3列目に後退し、フェラーリのベッ
テルとレッドブルのリカルドが最前列に並んだ。2列目はそれ
ぞれのチームメイトであるライコネン(フェラーリ)とクビアトが
占めた。
サーキットは1周5.065㎞、レースは61周で行われる。セッショ
ン開始時の気温は30℃、路面温度37℃、湿度70%のドライ
コンディションだった。
シグナルオフと同時にドライバーたちが一斉にグリッドから蹴
りだすも、8番グリッドについたフェルスタッペン(トロ・ロッソ)
が一人動けず。上位はスターティンググリッドと同じ順をキー
プしている。
ピットレーンに移動したフェルスタッペンはレースが2周目に
入ったところで隊列の最後方に加わった。
先頭を維持したベッテルは快調に飛ばし、2番手リカルドと
の差を広げていく。ベッテルとリカルドのギャップは5秒ほど
で落ち着いた。後方ではペレスがチームメイトのヒュルケン
ベルグから1秒以内のところに迫っていたが、ポジションが
入れ替わるには至らなかった。
12周目にヒュルケンベルグがピットストップを行い、そのヒ
ュルケンベルグが1周してメインストレートに戻ってきたとこ
ろで、ピットアウトしてきたマッサと接触してしまう。 ヒュル
ケンベルグはコースを外れてウォールに衝突し、マシンに
ダメージを負ってリタイア。マッサはマシンに損傷を負いな
がらもレースを続けた。
ヒュルケンベルグのインシデントを受けてバーチャルセー
フティカーが導入されたタイミングで残るベッテルを先頭に
リカルド、ライコネン、ハミルトン、ロズベルグ、ボッタスらが
ピットインを実施する。
コース上のデブリを除去するべく16周目には実際のセー
フティカーが出動。18周目の終わりにセーフティカーが戻
り、レース序盤のギャップが全て白紙に戻った状態で19周
目にレースが再開された。
27周目、4番手をはしっていたハミルトンがパワーロスを
訴え、目に見えてペースを落として次々と後続に追い抜か
れていく。ハミルトンは16番手までポジションを落としつつ
食い下がっていたものの、34周目にピットでレースを終え
ている。さらにポイント圏内を走っていたアロンソもギアボ
ックストラブルで隊列を離れた。
37周目、なんとコース上に侵入者が発見され、2度目のセ
フティカー出動となる。
41周目にレースを再開され、リスタートで最も激しいバトル
を繰り広げたのは9番手のマルドナドとバトンで、42周目
にマルドナドと接触したバトンのフロントウィングの一部が
宙を舞った。バトンはノーズを交換して14番手に戻り、マ
ルドナドは11番手に位置を下げた。
53周目、相棒と同様にギアボックストラブルに見舞われた
バトンがこのレース5台目のリタイアとなった。
ファイナルラップの間に2時間を超えたレースは、ベッテル
が2時間1分22秒118という記録でフィニッシュ。
リカルドとライコネンがベッテルとともに表彰台に上がり、
4位以下はロズベルグ、ボッタス、クビアト、ペレス、フェル
スタッペン、サインツ、ナッサーまでがポイントを獲得した。
来週は、いよいよ第14戦日本GP!
マクラーレン・ホンダのホームコース、期待しましょう!
ットにて、20日(日)日本時間21時から2015年FIA F1世界
選手権第13戦シンガポールGP決勝が行われた。
前日の土曜日に実施された予選の結果、フロントローが定
位置だったメルセデス勢は3列目に後退し、フェラーリのベッ
テルとレッドブルのリカルドが最前列に並んだ。2列目はそれ
ぞれのチームメイトであるライコネン(フェラーリ)とクビアトが
占めた。
サーキットは1周5.065㎞、レースは61周で行われる。セッショ
ン開始時の気温は30℃、路面温度37℃、湿度70%のドライ
コンディションだった。
シグナルオフと同時にドライバーたちが一斉にグリッドから蹴
りだすも、8番グリッドについたフェルスタッペン(トロ・ロッソ)
が一人動けず。上位はスターティンググリッドと同じ順をキー
プしている。
ピットレーンに移動したフェルスタッペンはレースが2周目に
入ったところで隊列の最後方に加わった。
先頭を維持したベッテルは快調に飛ばし、2番手リカルドと
の差を広げていく。ベッテルとリカルドのギャップは5秒ほど
で落ち着いた。後方ではペレスがチームメイトのヒュルケン
ベルグから1秒以内のところに迫っていたが、ポジションが
入れ替わるには至らなかった。
12周目にヒュルケンベルグがピットストップを行い、そのヒ
ュルケンベルグが1周してメインストレートに戻ってきたとこ
ろで、ピットアウトしてきたマッサと接触してしまう。 ヒュル
ケンベルグはコースを外れてウォールに衝突し、マシンに
ダメージを負ってリタイア。マッサはマシンに損傷を負いな
がらもレースを続けた。
ヒュルケンベルグのインシデントを受けてバーチャルセー
フティカーが導入されたタイミングで残るベッテルを先頭に
リカルド、ライコネン、ハミルトン、ロズベルグ、ボッタスらが
ピットインを実施する。
コース上のデブリを除去するべく16周目には実際のセー
フティカーが出動。18周目の終わりにセーフティカーが戻
り、レース序盤のギャップが全て白紙に戻った状態で19周
目にレースが再開された。
27周目、4番手をはしっていたハミルトンがパワーロスを
訴え、目に見えてペースを落として次々と後続に追い抜か
れていく。ハミルトンは16番手までポジションを落としつつ
食い下がっていたものの、34周目にピットでレースを終え
ている。さらにポイント圏内を走っていたアロンソもギアボ
ックストラブルで隊列を離れた。
37周目、なんとコース上に侵入者が発見され、2度目のセ
フティカー出動となる。
41周目にレースを再開され、リスタートで最も激しいバトル
を繰り広げたのは9番手のマルドナドとバトンで、42周目
にマルドナドと接触したバトンのフロントウィングの一部が
宙を舞った。バトンはノーズを交換して14番手に戻り、マ
ルドナドは11番手に位置を下げた。
53周目、相棒と同様にギアボックストラブルに見舞われた
バトンがこのレース5台目のリタイアとなった。
ファイナルラップの間に2時間を超えたレースは、ベッテル
が2時間1分22秒118という記録でフィニッシュ。
リカルドとライコネンがベッテルとともに表彰台に上がり、
4位以下はロズベルグ、ボッタス、クビアト、ペレス、フェル
スタッペン、サインツ、ナッサーまでがポイントを獲得した。
来週は、いよいよ第14戦日本GP!
マクラーレン・ホンダのホームコース、期待しましょう!