今朝、起きて机に向かうと、窓の外から蝉の鳴き声が聞こえてきた。これまでも鳴いていたのかも知れないが、気づいたのは初めてである。梅雨が明け、本格的に夏が来たということだろう。
ロンドンでは、昨夜もテロ騒ぎがあったらしい。しかし、イギリス国民はいたずらに動揺することはない。この国は、かって共産主義の流行にもかぶれることなく立憲君主制を堅持し、ナチスドイツの攻撃にも、チャーチルを筆頭に撥ね返した。ピューリタンの伝統を今もしっかりと保持している。
それにしても、イスラム原理主義者の狂信はどうしようもない。彼ら自らの残虐さとその非道義によって自滅する道が残されているのみである。
イスラム教が原理的に狂信的な性格を持っていることは、すでにヘーゲルが哲学的に論証していた。
昨日は、『民主主義の倫理観と人間観──より良き民主国家の建設のために』と題する小論をブログに載せる。以前、せいろん談話室に投稿したものを、再度まとめたものに過ぎない。新しいイデアは少ない。
今日も暑くなりそうである。昼頃に、一度湯を浴びるつもり。