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日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

浅田真央選手、バンクーバー冬季五輪で銀

2010年02月26日 | ニュース・現実評論

 

浅田真央選手、バンクーバー冬季五輪で銀

バンクーバー冬季五輪でフィギュアスケート女子のフリーが行われ、浅田真央選手が銀メダルを獲得した。安藤美姫は五位、鈴木明子選手は八位に、アメリカの代表選手としてオリンピックに参加した長洲未来も四位に入賞した。

女子フィギアスケートは、バンクーバー冬季五輪でもそれなりの成績を残したが、全体として客観的にみれば日本チームは惨めな状況にある。かっては表彰台を独占したスキージャンプなども全く振るわない。国力からいって、本来ならドイツくらいの成績は残せるはずだが、残念ながら、今は壊滅的な状態である。その象徴がスノーボードの日本代表である國母和宏選手である。彼はまた戦後の劣化した日本人の象徴でもある。

オリンピック選手の競技能力も、人間性や国民性と深く関連している。國母和宏選手のように堕落した人間性の持ち主が、競技においても最強の選手に成れるわけがない。専門馬鹿のようにスノーボードだけ強くなることはできないのである。人間性の美しさは運動能力とも無関係ではないからである。

冬季オリンピックにおける日本チームの弱体化も、政治経済における国力の低下も、国民性の腐敗、堕落、劣化と決して無関係ではない。アメリカ議会の公聴会に呼ばれたトヨタ自動車の豊田章男社長のように、後に残された哀れな敗戦国世代が、戦前世代の築きあげた「企業の栄光」をいつまで保持し続けることができるかどうか。

浅田真央選手は銀メダルに終わったが、よく戦った。ただ、今回の女子フィギアスケートの中継放送を見ていても、前回のトリノオリンピックでの荒川静香選手ほどの域に達している選手はいなかったように思う。(荒川選手の金メダル、『NHKの言論自主規制)たしかに、キム・ヨナ選手はミスなく堅実に滑って金メダルを手にした。演技にふさわしい勝利だったと思う。韓国民にはうれしい結果だったろう。

それにしても、韓国民は何かにつけて日本の統治を植民地支配だの、従軍慰安婦だの何だのといって文句を付けて来るが、もし、日本の統治がなければ、今日のような韓国があったかどうか、自分たちの国が今果たしてどんな国家社会の姿をしていることになったか、よく胸に手を当てて想像してみるがいい。

日本は戦後のGHQの占領統治によって、日本らしい良さの多くが惜しくも失われ、忘れ去られてしまっているが、昔の日本の良さは、むしろ、日露戦争後から三十数年にわたって日本統治の続いた韓国人や台湾人にこそ残されている。戦後の日本人の多くが、GHQによる占領統治によって、國母和宏選手のような腐った植民地人のようになってしまったのと好対照になっている。戦後の日本はむしろ改悪されたが、韓国人や台湾人や戦前からのブラジルの日系人に、日露戦争を戦った頃の明治日本の良き面影が残されているといえる。

 

 

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